枠なしでレジン作品を作るには?
2017/03/30
レジン作品を作るには、フレームにレジン液を流し込み、パーツを閉じ込めるものが多く、作業しやすいでしょう。
レジンは様々な形の作品を作ることが出来ますが、今回は、枠の無い作品の作り方を紹介いたします。
枠なしと言うと、一般的にはシリコン型が販売されており、そこにレジン液を流し硬化させた後、シリコン型から外した作品を思い浮かぶと思います。
ここで紹介するものも、型に流し込み外したものですが、レジン用品として販売されているものでは無く、代用品で作る作品を紹介いたします。
今回代用したのは、お菓子のグミのケースです。
戦隊ものや、カワイイキャラクターものなど、多くの商品が出ているグミなので、子供につくってあげると大喜びする事間違いなしです!
では、作り方の説明をします。
材料
- 食べ終わったグミのケース
- レジン液
- 閉じ込めたいパーツ
- 爪楊枝
作り方
1.グミのケースはきれいに洗って乾かします。
2.レジン液を流し込みます。
今回は車の形なので、最初にブラックのレジン液をタイヤの部分に流し込みます。
レジン液は100円ショップのカラーUVレジンを使用していますので、着色済みの物です。
着色が必要な場合は、着色してから行ってください。
3.2分程度硬化します。
4.クリアのレジン液を薄く流し込み、閉じ込めたいパーツ(ここでは、デザインフィルム)を入れます。
完成し型から外すと反転するので(型の底が表面になりますので)、パーツを閉じ込める時は裏になるように配置してください。
ここでクリアのレジン液を使用しているのは、閉じ込めたパーツがきれいに見えるようにする為です。
5.2分ほど硬化します。
6.グリーンのレジン液を型の半分くらい流し込みます。
7.2分ほど硬化します。
8.再びグリーンのレジン液を流し込みます。
最後になるので、型いっぱいに入れましょう。
ここで、ラメなどを混ぜてみるのもいいと思います。
9.2分ほど硬化します。
10.硬化したら、型から外します。
11.表面が曇っていたら、クリアのレジン液を薄く塗り、硬化します。
型に接している面は曇ってしまう事が多いですが、レジン液を塗ると奇麗になります。
12.車のライトの部分に少量レジン液を塗り、アクリルストーンクリスタルを付け、硬化します。
13.バリ(凸やはみ出した部分)が有れば、カッターで切り取ったり、ヤスリで削り落としたりしましょう。
これで完成です。
今回使ったレジン液は、クリアカラーなので、色が薄く、タイヤの黒が上手く出ませんでした。
作業しながら、レジン液の量を調整してキレイな色を出してください。
このように、レジン用のシリコン型を購入しなくても、お菓子のケースや、氷製機などでも代用できますので、「レジン用を用意しなくちゃ!」と構えなくても、身近なもので手軽に作成してみてください。
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