レジンアクセサリーで利用するおすすめ材料の紹介
今、ハンドメイド好きの方にレジンクラフトが大人気です。レジンクラフトとは、透明な液体の樹脂を固めてアクセサリーや雑貨を作るというもので、紫外線を当てることによって固まるUVレジンと、2種類の液を混合して化学反応によって固めるエポキシ樹脂(2液レジンともよばれます)とがあります。
どちらも透明なので、さまざまなものを封入して工夫次第でオリジナルの素敵な作品をつくることができるのが魅力です。そこで、レジンで作るアクセサリーの材料をご紹介したいと思います。
レジンアクセサリーを作るのに必要なものは、まずなんといってもレジン液です。
先に挙げたように、大きく分けて2種類の液がありますが、初心者の方にはUVレジンがオススメです。UVレジンは硬化が早く、太陽光でも5~20分ほどで硬化できます。紫外線を当てるまでは硬化しないので、ゆっくり作業ができるのも特徴です。逆に、エポキシ樹脂の場合は完全に硬化するまでは24時間以上かかります。また、2種の液体を混ぜた瞬間からゆっくりと硬化が始まるため、あまりゆっくり作業をしていられません。ですが、エポキシ樹脂はUVレジンに比べて安価で透明度が高いという特徴もあります。作りたいものに合わせて選ぶことが大切です。
アクセサリー金具と土台
レジン液が用意できたら、作りたいアクセサリーに合わせた土台となるものやアクセサリー金具、基礎金具も揃えましょう。
(写真1)
アクセサリー金具とは、ネックレスチェーンやヘアピン土台、ピアス金具などといったもので、基礎金具とは丸カンやTピンなど、アクセサリーに仕上げる際に必要となる金具類です。
土台となるものは、ミール皿とよばれる金属の皿のようなもの(写真1右上)や空枠とよばれる金属の枠(写真1左)などがあります。
また、レジンを流しいれて硬化した後に取り出して型を取るシリコンモールドとよばれるもの(写真1右下)もあります。どれも、手芸店や100円均一、ネット販売などで入手できます。どんどんと新しい形のものが出てきていますので、好みのものを探すのも楽しいひと時です。
例)アクセサリー金具:レジン用ペンダントトップ 月型
例)レジン用土台枠(ミール皿)
封入するもの
そして最後に、封入するものを選びましょう。レジンアクセサリーは、基本的に小さいものですので、封入するパーツも小さいものでなければいけません。
オススメはネイル用のシールやデコパーツなどです。金属の極小パーツやクラッシュシェル、ラメなどのネイル用品はレジンに使えるものがたくさんあります。
また、小さな押し花やドライフラワー、半球パールやホログラム、チャームなどさまざまなものがあります(写真2)。
(写真2)
封入できるサイズは限られていますが、身の回りにあるいろいろな物を試してみるのも面白いですよ。気をつけなければいけないのは、気泡ができやすい素材です。空気を含んでいるものや、ドライフラワーのように細かい凹凸が多いものは気泡ができやすいので、封入する前にレジンでコーティングするなどの工夫が必要です。
例)半丸パール:レジンパーツ用
例)デザインフィルム:レジン用
自分好みの素材を見つけて詰め込んで、是非アクセサリーとして身に付けて楽しんでみてください。
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