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ヘンプの編み方石包み(石囲み)編!お気に入りの石やシーグラスをペンダントトップにしよう!

      2016/09/07

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ビーズのように穴が開いていなくても「石包み」という編み方を使えば、天然石やシーグラスなど形が整っていないものでもペンダントトップやストラップにできます。
今回はシーグラスを使ってペンダントトップを作ってみようと思います。

完成図

1 石包み完成
こんな感じです。シーグラスが大きかったのでもう少し太い紐を使えばよかったと思いましたが、イメージだけでもつかんでもらえればと思います。

必要なもの(今回使用したもの)

  • ヘンプコード(細目)・・・青(段染め)80cmを2本、生成り50cmを2本
  • グラスシード・・・約45×約35×約10(mm)
  • マスキングテープ
  • コルク板(作業板)とピン・・・紐を固定したり、仮止めができて便利です。
  • ボンド・・・乾いた後透明になり、布が付くものなら何でもOK
  • 爪楊枝または竹串と厚紙・・・ボンドを塗る際のパレットと筆のように使用
  • メジャー・・・長さを測るため
  • はさみ・・・よく切れるものを使用すること

編み方

ヘンプコードの中心を出します。両端を持って2つに折り、ピンと張って折れたところを持ちます。
そして写真のようにコルク板の中心に紐の中心が来るように置き、左から青(a)、生成り×2(芯紐)、青(B)の順に並べ中心より少し上のところをマスキングテープで留めます。マスキングテープがない場合は、紐を軽く結んでピンでとめる方法でも大丈夫です。

平結びをマスキングテープのすぐ横に1コ作ります。aを右に渡し、bをその上に置きまっすぐ下に降ろします。

Bの端を芯紐の下を通して左に渡し、aの紐の上に出します。

aとbの紐を引き引き締めます。この時紐を引っ張りすぎるとマスキングテープで押さえた部分が動いて中心がずれてしまうため気を付けてください。

次にaの紐を左側に渡し、bの紐をその上に置きます。

bの紐の端を持ち芯紐の下を通してaの紐の上に置きます。

aとbの紐を引き、今度はしっかり引き締めます。これで紐の中心に平結びが1つでき
ました。

マスキングテープをはがします。この時、芯紐を強く引っ張ると動いてしまうので注意してください。
ここからの作業はコルクボードとピンがあると楽でした。

写真のように先ほど作った平結びの上に包みたい石やシーグラスを置きます。今回は大きめのシーグラスを使うので、結び目がどこに来るといいか大まかに場所をとります。

写真の☆あたりに決めました。石を外し指で☆の部分を抑えながらコルク板の上に置き、平結びの中心と☆部分に写真のようにピンを打ちます。
これでマーキングができました。白いピンは紐全体が動かないように、赤いピンは生成りの紐の間に打ってあります。

ここから編みの部分を作っていきます。編みの部分を作るのに「本結び」という結び方を使用しますが、簡単に言えば芯紐のない平結びですのでさほど難しくないと思います。赤いピンのところに本結びを作ります。aの紐を右に渡し、その上にbの紐を置きます。

bの紐を持ち写真の☆のところ、aの紐の下から入って上に置きます。

aとbを外側に引き結び目を赤いピンのところまで引き締めます。次にaの紐を左に渡し、その上にbの紐を置きます。

先ほどと同様にbの紐を右に渡し、aの紐の下から入って上に置き結び目を引き絞めます。完成するとこんな感じです。
これをあと3つ作ります。平結びから先ほど作った本結びまでの長さを測り、残りの3つも等間隔で作りましょう。紐の組み合わせは同じ色の●印同士で結びます。

結びました。これで1段目が完成です。
2段目は写真の同じ色の★印同士を本結びします。

できました。漢字の「田」のようになります。これで2段目が完成です。

今までは底を編んでいました。これからは側面を編んでいきますが、やり方は一緒です。次の段は写真の同じ色の●印同士を結びます。この時できた結び目は籠になるよう浮かせて編んでください。

できました。

シーグラスを入れてみたいと思います。この時シーグラスが落ちるまたは入らないなどがあれば⑧からやり直してください。
これからの工程はシーグラスを入れたまま行うので、最初に作った平結びがシーグラスの底の中心に来るように調節してください。また写真のように複数の色で編んでいる場合は色の出方もここで決めてしまいましょう。

必要な高さになるまで本結びをしていきます。網目になるようにバランスを見ながら編んでいきます。
天辺までは編む必要はありません。だいたいこんな感じでしょうか。

石包みの口を閉じます。写真のように紐を並べ、外側にある紐のうち左右1本ずつを残して中央にまとめます。

結び紐で芯紐をまとめながら平結びをします。この時平結びはしっかり締めてください。またシーグラスが中心に来ているか、石を包んでいる部分が緩くないか調整してください。

調整が済んだら、今作った結び目から約30~35mmくらい平結びをします。


紐を通す部分を作ります。平結びの部分を曲げて輪を作り、平結び全体を芯にして平結びでまとめます。ここは特にしっかりと結んでください。

編み終わったら芯紐、結び紐共にいらない部分をなるべく根元で切ってください。

最後に写真の部分にボンドを塗ります。爪楊枝や竹串など細いもので少しずつ、しっかり塗ってください。
乾燥させたら出来上がりです。

完成!

まとめ

いかがでしたか。
石包みを使えば穴が開いていなくてもペンダントトップやストラップを作ることができます。また紐をもっと太くし、間隔を調整すればインテリアで鉢植えやオブジェを吊るすプラントハンガーなども作ることができます。ぜひマスターしていろんなものを作ってみてください。

 - ミサンガ・ヘンプ

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