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ヘンプ・ミサンガの巻き結びの編み方【写真付き説明】

      2016/11/10

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巻結びは、マクラメでよく使われる編み方です。
文字入りのミサンガはこの巻結びを組み合わせて作っています。
面を作ったり模様を描いたりと汎用性が高い編み方になりますので、ミサンガを作る方は絶対覚えておきたい編み方です!

縦巻き結び

では、縦巻き結びから説明します。

今回は5本の紐を使用しましたが、作りたい作品に合わせて本数を変えてください。
白が芯紐、青が巻きつける紐になります。この場合、表に出てくるのは青い色になります。
今回は説明のため太い紐を使用しています。

また縦巻き結びは、巻きつける紐を大量に使います。作品の幅や長さ、糸の種類で必要な長さが変わるためできるだけ長めにとってください。長すぎて編みにくい場合は絡まらないよう注意しながら端の方をまとめておくといいと思います。

①紐を並べます。巻きつける紐(青紐)が左端に来るようにし、なるべく重なったりしないようにしてください。

②巻きつける紐(青紐)を、左の芯紐の下に配置します。

③巻きつける紐(青紐)の端を持ち、芯紐の上を通って左に渡します。

④そのまま右側に渡します。この時、巻きつける紐(青紐)は芯紐の下、巻きつける紐(青紐)の上を通ります。こんな感じです。

⑤結び目を引き締めます。この時重要なのは、写真のように芯紐を押さえながら巻きつける紐(青紐)を引き絞めることです。押さえないで引っ張ると結び目が崩れてしまうので注意してください。
これで半目の出来上がりです。

⑥もう一度同じ工程を繰り返します。

⑦芯紐を押さえながら引き締めてください。一気に引っ張るのではなく、少しずつ引っ張りながら上に寄せていくといいと思います。
今回使用した紐が悪かったのか芯紐を強く押さえすぎたのか写真の「この部分」が弛むことが多かったので、もし編んでいて弛みが気になるようなら完全に引き絞める前にたるみを取ってください。

⑧完全に引き絞めて1目できました。

⑨2つ目を編みたいと思います。隣の芯紐を巻きつける紐(青紐)の上に乗せます。
やり方は同じなので要点だけ載せます。もしわからなければ③に戻ってひとつずつチェックしながら進めてください。

⑩巻きつける紐(青紐)を写真のように配置します。
巻きつける紐(青紐)の通る順番は、芯紐の上→芯紐の下→巻きつける紐(青紐)の上です。

⑪芯紐を押さえながら、巻きつける紐(青紐)を引き絞めます。そしてもう一度同工程を繰り返します。


⑫これで二つ目ができました!これを右端に到達するまで繰り返してください。

⑬右端まで到達しました。今度は方向転換をして左側に向かって編み進めていきます。
写真のように結び目を横一列にしたい場合、特に太い紐は1つ目の結び目の場所がポイントになります。あまり結び目を根元まで上げすぎると2つ目以降の結び目を隣に持ってくることができなかったので注意してくださいね。

⑭方向転換のやり方です。今までは巻きつける紐(青紐)の端は右側に出ていましたが、今度は左側に出したいので写真の矢印の順に紐を配置します。

⑮引き絞めます。これで巻きつける紐(青紐)の端が左側にでました。もう一度繰り返して1目分完成です。これを左端に到達するまで繰り返します。

⑯左端に到達しました。

今度は右方向に進みたいので、巻きつける紐(青紐)の端を右側に出してください。
右へ向かう場合は②~⑧を、左に進む場合は⑭・⑮を繰り返してください。
こんな感じで往復して必要な長さになるまで繰り返します。これが縦巻き結びです。

縦巻き結びを綺麗に作るコツ


左の写真のように結び目同士の間が空いてしまうと作品の形が崩れてしまいます。芯紐同士の隙間を開けない、引き絞めるとき巻きつける紐が緩んでいないかチェックしましょう。

右の写真のように結び目の隙間から芯紐が見えてしまうと、横の列が不ぞろいになり文字や模様を作っても型崩れしてしまいます。芯紐を押さえながら結び目を指で押し上げればなくなるので、隙間ができたらすぐ詰めてください。

横巻き結び

次は横巻結びの説明をします。

こちらも太い紐を使って説明します。赤紐が芯紐、白紐が巻きつける紐になります。
作品や紐の種類などにより、必要な長さが違うのでどちらも長めに用意してください。

①左側から編み始めるので芯紐(赤紐)は一番左に配置してください。芯紐(赤紐)を巻きつける紐の上に乗せます。見やすいように写真は使用しない紐をよけてあります。

②巻きつける紐(白紐)を下から右上に持ってきます。この時芯紐(赤紐)の上を通るようにしてください。

③巻きつける紐(白紐)の先端を今度は写真のように芯紐の下と通り、巻きつける紐(白紐)の上を通ります。

④矢印の方に紐を引きます。巻きつける紐(白紐)は強めに、芯紐(赤紐)は軽く引っ張って結び目を根元の方に寄せます。これで半目ができました。

⑤もう一度同じ工程を繰り返します。

⑥引き絞めます。今回芯紐(赤紐)は持って抑えるだけで大丈夫です。巻きつける紐(白紐)を半目に寄せるように下に引き絞めてください。これで1目完成です。もし写真のように結び目に隙間ができたら指で挟むようにして隙間を寄せて埋めてください。綺麗に仕上がります。

⑦これを右端まで繰り返します。右端に到達したら芯紐(赤紐)を左側に渡します。
そして巻きつける紐(白紐)を写真のように配置してください。

⑧紐を矢印の方向に引っ張って絞めます。芯紐を引っ張ると一段目の方に結び目を寄せることができます。

⑨もう一度同じ工程を繰り返します。

⑩これで2段目の最初の結び目ができました。これを左端まで繰り返してください。

⑪左端までできたら芯紐(赤紐)を右に渡して②~⑥を、左端についたら⑦~⑩を繰り返してください。

これが横巻結びになります。

いかがでしたか?

長々とした説明しましたが少しでもわかりやすいと思っていただけたら幸いです。
縦・横巻結びの組み合わせ方や色の配色で様々なパターンが作れるので、ミサンガを作る方はぜひ頑張って覚えてくださいね!

 - ミサンガ・ヘンプ

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