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ミサンガ初心者でも簡単!ななめ巻き結び編みでエイトマークの作り方!

   

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ミサンガは糸を結んで作っていきますが、その結び方は、大きく分けて三つあり「ななめ巻結び」と「たて巻き結び」「よこ巻き結び」です。あとは糸の色の使い方によって様々な模様を作ることができます。
今回は、「ななめ巻き結び」を使ったエイトマークを作ります。出来上がりの模様が「無限∞」のマークに見えます。

基本になる「ななめ巻き結び」

ミサンガを作るときには、巻く糸と巻かれる糸(芯糸)があります。どっちにどの糸を巻くのかが分かれば作業もわかりやすく早くなります。ななめ巻き結びは、芯糸をななめにして出したい色を巻いていく巻き方になります。
芯糸を左ななめに持つ「左ななめ巻き結び」、右ななめに持つ「右ななめ巻き結び」を確認します。それぞれ記号がありますので、それも覚えると作業もはかどります。
あとは、決まったリズムで進めていくので、そのパターンが分かればどんどん進んでいくでしょう。
zukai

※どちら向きでも、結んだ後は、左右の糸が入れ替わります。
※この結びを2回繰り返して、1編みとなる。

・ひだりななめ巻き結び
左手に芯糸を持ち、巻いていくと左に結び目が進んでいきます。
・みぎななめ巻き結び
右手に芯糸を持ち、巻いていくと右に結び目が進んでいきます。

完成イメージとして

20160414_210506
リリヤンを90cm使って編むんだ時の完成イメージとして、エイトマークを5こ入れて15cmその両脇を三つ編みにして5cmづつでその先に余りが10cmづつとれます。
女性の手首は15cmもあれば充分だと思います。男性の場合はマークを6つにしても良いと思います。
初めにエイトマーク部分を作りそれから両サイドの三つ編みを作っていきます。

エイトマークを作ります

編みこみはパターンになってますので、それさえ覚えると繰り返しの作業になるので、覚えるまではゆっくり進めるとよいでしょう。おおまかに次の順番です。
1、マークのない部分 (いきなり∞よりも見栄えが良いかと思って)
2、○を一つ作る
3、○をもう一つ作る  →1に戻る   これの繰り返しです。

→3つの工程を書きましたが、基本的に編み方は同じです(1番を覚えたら2,3も同じやり方で進めることができます。芯糸と巻く糸が変わるだけ)

1、マークのない部分を作る

初めの糸の順番です。 赤、赤、白、白、赤、赤
エイト1

ひだり半分の3本のなかの内側2本で芯糸(白)、巻く糸(赤)として結びます。写真のような結び目を2回します。(二回で1編み  以後写真は1結びですが、2回結びます)
エイト2
内側にあった白い糸が一つ外側に移動します。

次に、一番左端の赤と白でひだり巻きをします。
エイト3
結び終わると白い糸が一番ひだりに移動します。
並びは(白、赤、赤、白、赤、赤)

次に右半分も同じように結んでいきます。
もう一本の白い糸が右側に移動していきます。まず内側の白と赤から。
エイト4
芯糸は白、巻く糸は赤 これは変わりませんが、
さっきのひだりななめ巻きとは逆に右手側に白い糸がきて赤い糸を巻きます。
これがみぎななめ巻き結びとなります。
もちろんこれも2回結び、1目となります。

同じ用意に外側の赤も巻きます。
エイト5

結び終わると白糸が外側にきます。
エイト6

イメージとして、外側が結び終わったので、次に内側を結びます。
真ん中の赤2本を結びます。真ん中はどちら向きのななめ巻き結びでも構いません。
エイト8-2

真ん中が結び終わったら、4本の赤い糸の左右2本づつを結びます。
エイト7エイト8

同じ色なので、みぎでもひだりでも巻く方向は構いません。
最後にもう一度真ん中の赤2本を結びます。
エイト8-2

真ん中を結び終わったら、次は外側に行った白糸を芯糸として内側に戻ってきます。
まず左側から、みぎななめ巻き。
エイト9エイト12

そして右側、ひだりななめ巻き
エイト10エイト13
ここまで終わると、真ん中に白糸が2本きます。
エイト14
(赤、赤、白、白、赤、赤)

※工程を思い出します
1、マークのない部分
2、○を一つ作る
3、○をもう一つ作る  →1に戻る   これの繰り返しです。

ここまでで、1番の工程が終わりです。
順番が分かれば、早く進めることができます。

2、○を一つ作る ・ 3、○をもう一つ作る

次は、∞の始めの○です。
編み順は同じで、白糸を見せて○を作ります。
6本の糸を同じ色同士で結びます。左右逆になりますが、同じ色なので見た目は同じです。
左の赤2本はひだりななめ巻き結び、右の赤2本はみぎななめ巻き結びで、
真ん中はどちら巻きでもかまいませんので結びます。
エイト14
エイト15
左側3本の内側2本、赤と白から結んでいきます。
今度は芯糸が赤、巻く糸が白になり、結び終わると白が見えます。
同じように外側も巻き結びます。

(もちろんそれぞれ2回づつ)

終わると白糸が外側に行きます。
エイト16

次に右半分です。 白糸を巻いていきます。右半分は、ひだりななめ巻き結びです。
エイト17エイト18

このままでは中が隙間があくので、赤糸で結んでいきます。
イメージは、ダイヤの形です。
エイト19
真ん中2本を結びます。真ん中はどちらの結びでも構いません。

エイト20エイト21
次に4本の赤のうちの左側2本、右側2本と結び、

エイト22
最後はもう一度真ん中2本を結びます。

エイト23
真ん中2本を結ぶと、中側が完成です。

そして外側の白い糸を結びながら内側に移動すれば、一つ目の丸の完成です。
エイト24
外側から白糸を巻いていきます。
エイト25

エイト26
エイト27
エイト28
白糸が内側に戻ってきました。
最後に同じ色2本づつで結びます。

エイト29
2本づつ結ぶと、○が一つできます。あとはこれをもう一度繰り返して∞マークをつくります。
その後は、マークなしをつくりまた、∞を結んでいきます。

エイト30
裏側に、きれいに∞マークが出てきます。

1、マークのない部分
2、○を一つ作る
3、○をもう一つ作る  →1に戻る   これの繰り返しです。

完成版

リリヤン90cm ∞マーク 5こ
20160414_210506

刺繍糸 50cm ∞マーク 3こ
∞マーク部 10cm
img1

並べると
img2
ミサンガも刺繍糸もほぼ編んだ長さは変わりません。
ですので、始まりの長さを90cmとして、編み始めるとマーク5こで15cmほどとなり、手首にはこのくらいが良いと思います。
あとは何回か作れば力の加減を一定にできてくると思います。

 - ミサンガ・ヘンプ

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