レジンを固める機械のオススメと注意点。電子レンジでも固まる?
2017/01/12
UVレジンを硬化するには、大きく分けて2つあります。
まず一つ目は、「日光に当てて硬化する」方法です。
紫外線に当てて硬化しますが、この方法は、硬化するまで時間がかかるのが難点です。
早くて(紫外線の強い日で)10分~30分程度当てる必要があります。
その為、何層かに分けて作る場合、数日かかることもあります。
また、当然ですが天候の悪い日には硬化する事ができません。
そして、硬化中放置しておかないといけない為、埃が入ってしまうので、プリンカップなどで蓋をしておくなどの対応も必要になって来るでしょう。
しかし、機械を買う必要はありません。
二つ目は、「UVライトに当てて硬化する」方法です。
UVライトがあれば、短時間で硬化する事が出来ます。
しかし、機械を購入する必要があり、その機械を収納するスペースが必要です。
そして、UVランプには寿命もありますので、定期的なUVランプの交換(購入)が必要になってきます。
どちらの方法が自分に合っているのか検討してみてください。
おすすめの機械
それでは、オススメの機械・UVライトを紹介いたします。
UVライトは、手芸品店やネイル屋さんで購入できます。
ワット数
まず、「ワット数」です。
一般的には9ワットと36ワットの2点が多く出ています。
ワット数が多い方が短時間で硬化します。
よって、36ワットの方がオススメです。
硬化が遅くても、コンパクトな方が良いと言う場合は9ワットでも問題は有りません。
ここで忘れてはいけないのは、「LEDランプ」では硬化しない点です!
ジェルネイル用はLEDランプのものも販売されていますが、レジンクラフトは「UVレジン」ですので、「LED」では硬化できません。
間違えないように注意してください。
電子レンジでも固まる?
そして、注意しなくてはいけない点がもう一つあります。
「機械」「ライト」と言うイメージからなのか、「電子レンジ」で出来るのか?と考える方がいます。
答えは勿論「NO」です!
電子レンジでは、硬化できません。
知らずに、間違って行ってしまうと、熱が強すぎて、小爆発する恐れもあります。
硬化済みのレジンなら有害は有りませんが、硬化前のレジン液には有害ガスが発生します。
揮発した有機溶剤が電子レンジの中に残り、食品に移る恐れもあります。
また、ミール皿やフレームが熱を持ちすぎて火傷をしたり、燃えたりする可能性もあります。
そういった点からも、UVレジンを硬化する際は「電子レンジ」の使用は絶対に避けてください。
UVレジンクラフトを行う際は、「UVレジン液」「UVライト」それぞれの注意事項を必ず確認して、作業をするようにしましょう。
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