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簡単リアル!実物サイズのフェイクフードポップコーンの作り方

      2016/09/28

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映画館で遊園地で、ついつい食べたくなっちゃうのがポップコーン。
軽くてサクサクで、食べ始めると止まりませんね。
さて、フェイクフードでポップコーンを作るのって、どうやると思いますか?

決まった形がないフェイクフードは、実は意外と難しかったりします。
パッと見てソレとわかるためには、むしろはっきり決まった色形があった方が楽なんです。
今回は、そんな偶然の造形を再現するための工夫を試してみましょう。
リアルサイズで今にも食べられそうな、ポップコーンを作ります。

レシピ:偶然の形を再現するリアルサイズポップコーン

難易度: ★★★☆☆ 材料によって難易度が変わります。
完成度: ★★★★☆ かなりリアルで手触りも実物そっくりのポップコーンが作れます。
予算:  200円~600円(全材料・道具を100均でそろえた場合の目安です)

用意するもの

材料

  • 粘土 (軽量粘土または樹脂粘土※)
  • アクリル絵の具 (黄土色・茶色 100均ショップで手に入ります)
  • 木工用ボンド(家庭にあるもので充分です)
  • ニス(水性・透明タイプ 100均ショップで手に入ります)

道具

  • つまようじ
  • 歯ブラシ (使い古したものがベストです)
  • ハサミ (先がとがっている小型のものがベストです。糸切バサミ、眉カット用ハサミなど100均ショップで購入できます)
  • 細筆 (ネイル用の極細の筆があると便利です。100均ショップで購入できます)

※粘土はお好みで構いませんが、以下を参考にしてください。
★軽量樹脂粘土・軽量紙粘土:最上部写真の奥のメモスタンド
質感がリアルになるため、作りやすくキレイに仕上がります。
その代わり完成品は強度が不足するため、カップやトレイなどに入れてディスプレイする必要があります。
軽量紙粘土は100均ショップ各社で手に入ります。
「軽い紙粘土」などと表記のあるものを選んでください。
★樹脂粘土:最上部写真の手前のイヤホンジャックとストラップ
ツルンとした質感のため、リアルに作るには多少の慣れが必要です。
完成品は固いため、金具やナイロンコードを使ってのアクセサリ加工が可能です。

手順

ポップコーンは、固く乾燥したトウモロコシを加熱して、爆発する力で実が膨れてできる偶然のポコポコした形が特徴です。
はじけて膨らんだ白い実を作るには、やはり偶然の造形を利用します。

1.粘土の準備をします
軽量粘土または樹脂粘土を、作りたいポップコーンの量だけ取り出します。
粘土は粘りが出て滑らかになるまでよくこねてください。

捏ねた粘土に薄い色を付けます。
樹脂粘土なら水性ペン、軽量粘土ならアクリル絵の具を使い、ごく薄い黄色になるように色を混ぜてください。
(軽量粘土に水性ペンは使えません。アクリル絵の具か水彩絵の具の黄色を使いましょう)

2.ポップコーンの形を作りましょう
着色した粘土を、ポップコーン1粒大にちぎります。
この1粒大の粘土を、さらに3~4個の小さい玉に分けます。
大きさはバラバラの方がきれいにできます。
そのうちの1個は大きめにして、これを土台に使います。

ちぎった粘土の玉を、土台の玉を中心にひとまとめにくっつけます。
力を入れてつぶしてしまわないように、軽く塊になる程度にしておきましょう。
これがポップコーンの形になります。

3.皮がはじけた部分を作ります
くっつけた塊に、歯ブラシを使ってぼそぼそとした質感を付けます。
この段階で、ただの玉の塊が自然に少しくっついて、ボコボコした不定形の塊ができたはずですね。
その中の比較的小さなでっぱりの部分を、皮がはじけた部分に加工します。

つまようじのお尻の丸い方を使い、出っ張った部分にブスリと差し込みます。
そのまま先端をグルリと押し広げるように、穴を広げていきます。
中が膨らんだ袋か壺のような形を意識してください。

ある程度広げられたら、フチの部分に何カ所か切り込みを入れます。
糸切バサミか眉バサミのような先端がとがったハサミを使って、ランダムに3~4ヶ所カットします。

カットした縁の部分を、指を使って軽く内側に丸めます。
できるだけ不揃いにした方が本物らしい形になりますので、あまり几帳面にきれいに丸めなくても大丈夫。

これでポップコーンの形ができました。

捏ねた粘土の分に全て同じ手順を繰り返します。
形も大きさもバラバラになって構いません。
一通り形ができたら、風通りの良い場所で完全に乾燥させましょう。
軽量粘土なら3~4日、樹脂粘土なら5日ほど乾燥させてください。

4.はじけた皮を着色します。
カットした部分の内側に、皮の茶色を塗っていきましょう。

ポップコーンの皮の残骸は、つるっとした濃い目の黄土色~茶色をしています。
半透明でテカリのある着色は、ニスか木工用ボンドを使うと表現できます。

アクリル絵の具またはガラス絵の具の茶色に木工用ボンドを混ぜたものを用意します。
極細の筆を使い、穴の内側に着色をします。
全体にべったりと塗るのではなく、点を打つようにマダラに色を付けていきましょう。
これは破れた皮がところどころに貼りついた状態を再現するためです。

着色が終わったら、ポップコーンは完成です。

参考:ポップコーンの加工について

軽量紙粘土などを使って作った作品は、そのままでは柔らかすぎてアクセサリに加工できません。
今回は紙粘土のポップコーンを使って、メモスタンドに加工する手順をご紹介しましょう。

1.スタンドにするための容器を準備します。
同じ形の作品を複数作る場合は、100均ショップで売っている紙コップを利用すると便利です。
今回使用したのは紙コップの中でも小型のものですが、大き目の物であれば半分にカットして使っても良いでしょう。

2.コップの底に、上げ底を作ります
ポップコーンがたくさんあればぎっしり詰めても良いのですが、紙コップは軽いため、底を少し重くして安定させておくおく必要があります。
コップの一番底に、少し重みのあるものを入れます。
例えば砂や小さな石ころのようなもの。
不要な金属片などがあれば、それでもかまいません。
ポップコーンを上に盛り上げたときに、底が安定する程度の重みがあれば充分です。

その上にさらにコップの底から2/3程度の高さまで上げ底をします。
私は着色などで使ったメラミンスポンジをちぎったものを使っていますが、紙を丸めたものなどでも構いません。
底にギッチリと詰め込めるものであれば、なんでも使ってみてください。
できるだけ隙間がないように詰め込み、必要であれば木工用ボンドを使ってしっかりと安定させておきます。

上げ底を隠すように、ポップコーンの大きさに丸めた紙粘土を詰めていきます。
細かい成形はいりませんので、適当な大きさにちぎって丸めただけのもので充分です。
このようなメモスタンドを作る予定であれば、最初にポップコーンを成形する際に少し余分に粘土の玉を作っておくと楽です。
玉を作っていなかった場合は、丸めた紙粘土を乾燥しないままで詰めてしまいます。
これも木工用ボンドを使い、上げ底が見えなくなるように上手く配置しながら固定してください。
乾燥していない紙粘土を使った場合は、ここで紙粘土が乾燥するまで3日ほど放置します。

3.クリップ金具を固定して、完成させましょう
今回使用したペーパークリップは、100均ショップセリアのインテリアコーナーで3本入りの物を購入しました。
見つからなければ小さい木のクリップが100均ショップ各社で売られていますので、竹串などを接着して作ってしまいましょう。

土台のやや端に寄ったところにクリップの棒部分を差し込んで立て、ポップコーンを積み上げていきます。
一つ一つをよく見て、一番きれいに見えるところが表面に来るようにしましょう。
出来が良いものを数個最後に残して置き、不出来なものを下の方にすると良いでしょう。
一つづつ下の部分に木工用ボンドを付けて、がっちりと接着しながら積み上げます。

コップの縁からあふれ出すくらいまで詰め込んだら、メモスタンドの完成です。

まとめ

粘土で作るポップコーン、上手にできましたか?
やってみると気づくのですが、自然で不揃いの物の成形は意外と難しいものです。
その分、適当にやってもある程度は本物っぽく出来上がるという利点もあります。

小さいメモスタンドは、原価があまりかからない割りには可愛らしく実用的なアイテム。
オフィスでメモを挟んでおくのにも使えますね。
サンプルでストラップになっているメープルポップコーンは、ダイソーのガラス絵の具の茶色と、セリアの水性ニスを混ぜたものをメープルシロップに見立てて掛けたものです。
樹脂粘土で作った人は、このように金具を使ったアクセサリにも挑戦してみてください。
フェイクフード「ホットケーキピアスの作り方」や、「アクセサリ」カテゴリの「手作りアクセサリー!簡単でしかも材料が安いものといえばこれ! 」を参考にしてね。
耳元でポップコーンが揺れるピアスなんて、ちょっと面白いと思いませんか?

 - フェイクフード

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