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ふっくらして柔らかそう☆暖かさが伝わるフェイクフード肉まんの作り方

      2016/09/29

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寒くなると恋しくなる食べ物の一つが肉まん。
割った瞬間の湯気や、口中に広がる肉汁の旨味は、思い出すだけでよだれが出てきそうですね。
粘土を使って、この柔らかそうな肉まんを作ってみましょう。
例によってかじりかけの形も併せてご紹介します。

レシピ:手作り感満載の丸い造形。ねじりタイプの肉まんの作り方

難易度: ★★★☆☆ 皮のヒダを作るところがちょっと難しい?
完成度: ★★★★☆ 本格的な中華街風肉まんの形を目指しましょう
予算:  200円~500円 (全て100均でそろえた場合の目安です)

用意するもの

材料

  • 軽量紙粘土 (100均ショップ各社で購入できます。「かるーい紙粘土」などの表記のあるもの)
  • アクリル絵の具 (白・黄色・黄土色・赤など。100均各社で入手可能です)
  • 木工用ボンド
  • 透明接着剤 (いわゆるセメダインタイプの物)
  • ニス(水性・透明タイプ 100均ショップで購入できます)

道具

  • つまようじ
  • クッキングシート
  • ニス用筆
  • ピンセット

手順

1.肉まんの形を作りましょう
肉まんは、非常にシンプルな丸い形の饅頭です。
コンビニで売っているタイプには、本当にただ半球形のものもよく見かけますよね。
今回作るのは、中華街風な上をひねって閉じる形の肉まんです。

粘土を準備します。
作りたいサイズの軽量紙粘土を取り出し、粘りが出るまでよく捏ねます。
アクリル絵の具の黄土色を使って、ごく薄く生地の色を着色しておきましょう。
色が混ざったら、片方がとがった紡錘形に丸めます。

紡錘形のとがった方を上にして、そのまま平らな場所に置きます。
アンパンやおまんじゅうを作るときはここで少しつぶしますが、今回はつぶさずに作業をしていきます。

とがった中心部に、つまようじの先をブスリと突き刺します。
そのままつまようじを倒すようにしながら、側面に向かって深い筋を付けます。
中心から放射線状に何本か筋を付けてください。
この時につまようじを少しひねるようにすると、筋の下の方が斜めになってよりリアルな形を作ることができます。
最初は難しく感じるかもしれませんが、失敗したらこね直して何度か挑戦してみましょう。

最後に、てっぺんの中心部につまようじのお尻を刺し、軽く回すようにして穴を広げておきます。
これで肉まんの成形ができました。
風通しの良いところで乾燥させておいてください。
丸い形は乾燥が遅いため、4日ほどかかります。

餡を見せず、まるいままで完成させるなら、これで肉まんは完成です。
乾いたらクッキングシートをカットしたものを接着剤で底に貼り、ニスを塗って仕上げてください。
かじりかけの形を目指すなら、手順2に進みましょう。

2.中身のあんを作りましょう
すでにアンパンや餃子を作ってみた人にはおなじみの、一部をカットして中身をのぞかせる手法を使います。
最初に肉まんをカットして、中身が見える状態にします。

カッターを使って、好みの大きさにカットします。
小刻みに刃を動かしながらカットし、最後は刃を引かないように切り離します。
指でひねるように離してください。

カットした部分から、ピンセットを使って中身を掘り出します。
肉まんは全体に皮が厚く、特に上の方はかなり厚めに皮が詰まった状態です。
余り掘りすぎて、穴を広げてしまわないように注意しましょう。
また、肉まんはあんがぎっしり詰まったものがほとんどです。
切り口からあふれるくらいに餡を詰めるため、穴の中は見えません。
従って穴の深さはほとんどいりませんから、ほんの浅めに掘り出しておけば充分でしょう。

肉まんの穴の処理が終わったら、詰め込む餡を作りましょう。

今回は樹脂粘土を使わず、すべて紙粘土で具材を作ります。
紙粘土を少量捏ね、アクリル絵の具の黄土色・赤などを使って3色程度の塊を作りましょう。
それぞれ脂身、白身、赤身になるように着色した粘土を、平たい塊にして1日程度乾燥させておきます。

完全に乾燥したら、つまようじの先を使ってちぎっていきます。
この時に、粒の大きさを意図的に変えるとさらにリアルな出来上がりになります。

白・薄い黄土色⇒できるだけ細かくちぎります。
赤みが強い色⇒大き目にちぎり、肉の粒に見立てます。
全てちぎり終えたら、絵の具と木工用ボンドを使って餡にします。

餡のベースは、少し赤みがある黄土色にします。
アクリル絵の具の黄土色に、ほんのわずかの赤を足してみてください。
ネット画像などを見ながら、一番食べたいあんの色を作りましょう。

色が決まったら、木工用ボンドを混ぜます。
絵の具とボンドの割合は1:10。
ボンドに絵の具で少し色を付ける程度です。

絵の具とボンドを混ぜたものに、粘土をちぎったものを混ぜていきます。
最初は白っぽい細かい粒から混ぜ始め、全体が良く混ざるように練り合わせます。
白が混ざったら、最後に赤い肉の分を入れ、こちらはざっくりと、完全に混ざってしまわないくらいにしておきます。

つまようじを使って餡を穴に詰めたら、肉まんは完成です。
完全に乾いたら、ニスを塗って完成させましょう。
こちらもクッキングシートを四角く切ったものを底に貼ると、リアルでかわいい肉まんになりますよ。

まとめ

意外と簡単で綺麗な形が作れる中華まん。
あんまんは、「簡単でリアル!菓子パン(アンパン・メロンパン)の作り方 」でご紹介した。
アンパンのあんこを応用すると同様に作ることができます。
両方そろえて飾るのも楽しそうですね。
底に貼るクッキングシートはぜひ忘れずに追加してほしいアイテムです。
こんな紙一枚で、リアルさがグッと上がりますよ。

 - フェイクフード

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