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【フェイクフード初心者向け】切り口がみずみずしいリアルなキャベツの作り方

      2016/06/21

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野菜はほとんどすべての食事に登場する素材ですね。
フェイクフードでも、さまざまな野菜を丸のまま、あるいは加工した姿で作ります。
今回は特に使うことが多い野菜、キャベツを作ってみましょう。
スーパーで売っているような半分にカットしたものと、
応用で千切りのキャベツの作り方をご紹介します。

レシピ1:基本のキャベツの葉っぱと千切り

難易度: ★☆☆☆☆ ほぼつぶすだけの簡単な作業です。面倒な作業はありません。
完成度: ★★☆☆☆ かなりリアルにできますが、キャベツなのでそのまま使うことは少ないかもしれません。
予算:  200円~300円

材料・用意するもの

  • 樹脂粘土 (白 100均ショップダイソーで購入できます)
  • 水性ペン (100均ショップ各社で購入できます)
  • つまようじ
  • アルミホイル
  • ニス(水性・透明タイプ 100均ショップで購入できます)

手順

1.キャベツ用の樹脂粘土を用意します。
樹脂粘土の白をごく少量取りよくこねておきます。
水性ペンの黄色→緑を使って、キャベツの黄緑色に粘土を着色します。
ペンの先を粘土に押し当てるように色を移し、よくこねればきれいに色が付きます。

2.粘土をつぶしてキャベツの質感を作ります。
この時にアルミホイルを使います。
アルミホイルをシワシワにして伸ばしたものを下に敷き、粘土を小さな玉にしてその上でつぶします。
もう一枚のアルミホイルはグシャグシャに丸めておいて、
丸めたアルミホイルで上から粘土をつぶすように押し付けていきます。

こうすることで、粘土を薄く延ばすと同時にデコボコのキャベツらしい質感を付けることができます。

延ばすときに、白いままのねんどを細くひも状にして中央に置き、
アルミでつぶしながら均してしまえば、リアルな葉脈が作れます。
葉脈の白い粘土の周囲をつまようじのお尻でぐるりと押していけば、
葉脈が自然に浮き上がった形にすることもできます。

葉脈を作る

キャベツの葉っぱの作成は、以上で終わりです。
気に入った形までつぶせたら、完全に乾燥させてください。

ハンバーガーにはさんだり、千切りやちぎりキャベツにするならば、
わざわざ葉脈を付ける必要はありません。
要は用途に合わせてリアルに見えれば充分ですので、
目的に合わせた作り方ができるようにしておきましょう。

3.千切りキャベツを作りましょう。
出来上がったキャベツをカッターで細く刻めば、
そのまま千切りのキャベツになります。
コツは、完全に乾燥する前に作業することでしょうか。

樹脂粘土は完全に乾燥すると固くなって、折り曲げても癖がつかなくなります。
そうなる前の生乾きの状態で軽く丸めてからカットすると、
シワシワとしたキャベツの千切りができるのです。
目安は表面が完全に乾いてサラサラしていること。
表面が乾燥していないと、粘土がくっついて塊になってしまうので注意してくださいね。
千切り

レシピ2:半分カットのキャベツ

難易度: ★★★☆☆ グラデーションを付けた葉っぱを詰め込んで作ります。
完成度: ★★★★☆ 八百屋さんの店頭に並ぶようなリアルなキャベツが出来上がります。
予算:  200円~300円

材料・用意するもの

  • 樹脂粘土 (白 100均ショップダイソーで購入できます)
  • 水性ペン (100均ショップ各社で購入できます)
  • 木工用ボンド (ご家庭にあるもので充分です)
  • 丸い型になるもの (スプーン・スーパーボールなどでも大丈夫です)
  • つまようじ
  • アルミホイル
  • ニス(水性・透明タイプ 100均ショップで購入できます)

手順

1.最初に一番外側のキャベツの葉っぱを作ります。
キャベツは内側に行くほど色が薄くなる野菜ですね。
色のコントラストをはっきりと出すために、一番外側はやや濃い目の色に着色します。

水性ペンの黄色→緑の順で粘土に色を練り込みます。
ペンの先を粘土に押し当ててからよく捏ね、やや濃い目の黄緑色まで着色してください。

レシピ1と同じ要領でキャベツの葉っぱを作ります。
この時に、丸い形を付けるために道具を使います。
丸いスプーン(計量スプーンがあればベスト)、小さめのゴムボールなどを用意してください。
そのサイズより2回りほど大きくなるように粘土を伸ばしていきます。
アルミホイルの上に粘土の玉を置き、丸めたアルミホイルを使って葉っぱの形につぶしていきます。
レシピ1では詳しく説明しませんでしたが、今回は葉脈をはっきりとつけていきましょう。

葉っぱの中央に、白いままの樹脂粘土を細く延ばしたものを置きます。
これが中央の太い葉脈です。
それよりも細く延ばした粘土を、中央の葉脈から斜めに配置して
同じようにアルミホイルでつぶしながら色を慣らすように延ばします。
さらにつまようじのお尻を使って葉脈を浮き上がらせるようにまわりを押しておいてください。
一番外側の葉なので、やや厚めで固そうな感じにしておきます。
葉のめくれやフチのギザギザも、つまようじをつかってきちんと作っておきましょう。
この外側の葉がきれいにできていると、完成度が高い印象になります。
少しでも本物に近づくように頑張ってください。
同じものを2~3枚作っておきます。

外葉を作る

2.半切りキャベツの外形を作ります。
丸いものに沿わせて、キャベツの丸みを作りましょう。
スプーンなどであれば内側に貼りつけるように使います。
ボールのように内側がないものは、ボールの外側に貼りつけるように丸みを作ります。
2~3枚の葉をずらすように張り付けて、自然に重なった形になるように配置してください。

強く押し付けると、せっかくの葉っぱの質感が潰れて
葉っぱ同士もくっついてしまいます。
形が決まれば充分ですので、そっと押し付けすぎないように形を付けてください。

ある程度形が決まったら、そのまま乾燥させます。
スプーンなどで作った場合は、フチに沿って折り曲げておくと
後で作業が楽になります。

外葉成形

3.内側の太い芯を準備します
白い樹脂粘土で、キャベツの断面から見える太い芯を作ります。

断面のサイズに合わせて、白い粘土を細く延ばして芯の形を作ります。
1本は太く、3~4本を細く延ばしておいて、平らなところに置いて貼りつけます。
太い茎を中心にして細い茎を放射状に張り、
先を上の方に曲げるようにしておいてください。
(写真はまっすぐなままですが、赤い矢印の方向に先をまげておきましょう)

下になった平らなほうが表面になりますので、
上から見えている側はあまり丁寧に処理をしなくても大丈夫です。
また、全体的にあまりきっちりと作らずに、やや雑なくらいの方がリアルな出来上がりになります。

芯作成

芯も完全に乾くまでそのまま乾燥させておいてください。

4.キャベツの中の葉を作って詰めていきます。
外側の葉と芯の白い部分が完全に乾いたら、
いよいよ半切りのキャベツを完成させましょう。

レシピ1と同じ手順を使い、薄い黄色から外の葉の色に近い濃い黄緑まで、
何種類かの色に分けた葉を用意します。
最初に黄色だけで色を付けたもので2~3枚の葉を作り、
残った粘土に少しづつ緑色を足していくと自然な色の変化を作ることができますよ。
今回は葉脈や細かい質感は必要ありません。
アルミホイルでデコボコにつぶしただけの葉っぱを7~8枚程度用意してください。

乾燥しておいた外側の葉っぱを、半球になるようにカットします。
ハサミやカッターナイフを使い、大体半球の形になるように
余分な葉を切り落としてしまってください。
最後にもう一度トリミングしますので、少し大きめで大丈夫です。

カットした半球形の葉の中に、あとから作った葉を詰めていきます。
最初に今切り落とした外側の葉の残りを使って、内側の土台を作ります。
この部分は完全乾燥済みなので、木工用ボンドを使いましょう。

外側の葉の内側、一番上になる部分のヘリのところにボンドを塗ります。
カットした外葉の残りを、内側の縁に添わせるように貼りつけます。
指で押さえながらしっかりと張り付けてください。

貼りつける

内側の葉を詰めますが、外に近いほうの濃い色から順番に、
丸い形に添うように1枚づつ張り付けていきます。
まだ粘土が乾いていないので、ここではボンドは使用しません。
できるだけ断面がキャベツっぽく見えるように、強く押しつぶさないように重ねてください。
葉が手前にはみ出すくらいのボリュームで貼っておいた方が、
最後のトリミングできれいに調整しやすくなります。
徐々に薄い色の葉を使い、中央まで詰め込んだら一度ストップしてください。

ここで芯を配置します。
芯の平らな方が手前に見えるように、キャベツの中央に芯を貼りつけます。
木工用ボンドを芯の裏側に塗り、根元が葉から少しはみ出すくらいの位置に
しっかりとグッと押し込むように貼り付けましょう。

芯を貼ると、芯のまわりに隙間が目立つことがあります。
葉っぱの残りがあれば、細く切って隙間に差し込むように詰めてください。
ざっと詰め終わったら、そのまま完全に乾燥させておきましょう。

中身を詰める

完全に乾燥したら、最後のトリミングをします。
表面が平らになるように、飛び出した葉をハサミでカットしてしまいましょう。

トリミング

芯に水性ペンの黄色で薄く線を付けると、
リアルな感じが強調されてよりキャベツっぽくなりますよ。

最後に全体にニスを塗って乾燥させれば、ハーフカットキャベツの完成です。

まとめ

キャベツのような葉物の野菜は、葉を作る手順自体はどれもほとんど同じです。
レタスのように葉脈が目立たず、色も外と内であまり変わらないものであれば、中央から葉を巻き付けるようにして一気に仕上げてしまうこともできますが、キャベツは芯が大きく目立つので、わざと外形を作ってから中身を詰める作り方をしました。

キャベツなどの葉っぱの作り方をマスターすると、洋食のプレートやハンバーガー、サラダなどのフェイクフードの時にとても便利です。
アルミホイルでの質感付けは応用が効きますので、色々な葉っぱを作ってみてくださいね。

 - フェイクフード

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