レジンで簡単な玉(球体)の作り方
2016/12/05
一見難しそうに見えるレジンで作る球体ですが、材料さえきちんと揃っていれば、初心者でも簡単に球体がつくれます。
ここでは、その球体の作り方を説明します。
材料
- レジン液
- シリコンのソフトモールド(球体を作る型です)
最低でもこれだけあれば球体は作れます。
球体の中に閉じ込めたい物(花・ビーズ・ホログラム等)があれば、それも用意してください。
仕上げ磨きに、ヤスリ、艶出しクリームなどがあると、さらに完成度の高い作品に仕上がります。
球体の型ですが、シリコン製の氷製器で代用も出来ます。
また、「おゆまる」と言う、温めると柔らかくなり、冷えると固まると言う樹脂粘土を使って、ビー玉などで型を取れば自分で作ることも出来ます。
作り方
まずは、半球を作ります。
1.型にレジン液を流しいれます。
型ギリギリまで入れて表面が真っ平になるようにしてください。
大き目の球体の場合はレジン液を一度に全部入れてしまうのでは無く、何度かに分けて入れた方がしっかりと硬化しやすいと思います。
球体に閉じ込めたい物が有る時は、ここで封入してくださいね。
気泡があれば、爪楊枝などでつぶすか、ドライヤーで温めて気泡を無くしてください。
2.硬化します。
接着した時に扱いやすいようにしっかりと硬化させてください。
3.型から外してください。
次に、もう半球を作ります。
4.最初の半球同様に型にレジン液を流し入れ気泡を抜きます。
この時、最初と違うのが、型ギリギリまで入れないことです。
少し余裕をもって、型より数ミリ下になるように入れてください。
最後に接着させます。
5.4に3の半球を乗せます。
ここで、4の時に数ミリ残した型が役に立ちます。
完成している半球をはめる事でズレを防ぐことが出来るのです。
6.しっかりと硬化させます。
7.型から外します。
この時、どうしても、つなぎ目にバリ(はみ出して固まったレジン液)が出てしまうと思います。
このバリはヤスリ(爪とぎでも代用可)で削ると奇麗になります。
これで完成です。
しかし、この作り方では、数ミリの隙間に半球を入れた為、完全な球体とは言えません。
それが気になる方は、ワンランクアップして、2つの球体を重ねる方法で作ってみてください。
最初に作った球体を2つ作ります。
2つを接着する面にレジン液を塗り重ね合わせたら、再び型に戻します。
この時、ズレを防ぐ為に、重ね合わせた部分が縦になるように型に入れてください。
しっかりと硬化させ、バリの処理ができたら完成です。
更に表面全体にヤスリ掛けをして、艶出しクリームを塗ると完成度が高くなります。
また、型の表面のみにレジン液を塗り硬化させた2つを重ねると、中心は空洞になります。
中にパールや花などを入れてから接着させると、中で揺れ動く球体を作ることも出来ます。
片側だけに着色してみる等、楽しみながら作ってみてください。
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