レジンとは?レジンってなに?にやさしく回答!
昨今のハンドメイドブームで、初心者でも簡単にできるクラフト系の目新しいものが注目されてきています。
いわゆる裁縫や編み物だと難しそうでなかなか手を出せないという方も多いと思いますが、クラフト系のものは道具や材料さえ揃えれば比較的チャレンジしやすいので人気です。専用の道具などが必要になるとはいえ、それも今では100円均一で大抵揃えられるようになりましたので、人気の高さがうかがえます。そのようなクラフト系のハンドメイドの中でも最も注目度が高いのが“レジン”です。
注目されているとはいえ、まだまだ新しい分野であるレジン。いったいどんなものなのか、なぜ人気なのか、簡単におはなししていきたいと思います。
まず、レジンという言葉自体を初めて聞いた方はどんな素材のものなのか全く見当もつかないと思いますが、その正体は透明な樹脂です(もともと樹脂のことを英語でレジンといいます)。粘度のある液体状になっており、着色をしたりチャームや小さなパーツやお気に入りの写真などさまざまなものを入れたりして固め、オリジナルのアクセサリーや雑貨などを作ることができます。ホログラムやラメなどを封入すれば、キラキラとした美しいジュエリーのようなものまで作ることもできます。
レジンは大きく分けて2種類あります。
ひとつは主剤と硬化剤という2つの液体を一定の割合で混合することによって起こる化学反応で硬化させるエポキシレジンです。2つの液体を使うので2液性レジンともいわれます。エポキシレジンは混ぜた瞬間から硬化がはじまりますが、完全に硬化させるのには24時間以上かかります(メーカーや気温によって変わります)。
もうひとつは紫外線を当てることによって硬化するUVレジンというものです。UVレジンは紫外線を当てなければ硬化しませんのでゆっくり落ち着いて作業ができ、また硬化を始めるとUVランプを使えば2~3分で、太陽光でも10分ほどで硬化が完了するという特徴があります。
一見UVレジンの方が簡単で早くて良さそうですが、紫外線が届かなければ硬化不良を起こしてしまいますので、濃く着色してしまったり複雑な形で紫外線が届かない箇所があったりすると上手くできません。厚みのあるものや大きいものを作るのにも向いていません。また、エポキシレジンの方が透明度はより高く値段が安いです。両者の特徴をよく理解し、作りたいものに合わせて使い分けましょう。
手軽にできるレジンですが注意点もあります。硬化前のレジン液は、アレルギーを引き起こすことがあります。皮膚の弱い方などは直接触ると皮が剥けたりかゆくなることがありますので、液自体をなるべく触らないようにすること、そして換気を充分に行うことが大切です。注意すべきことをしっかり守って、楽しいレジンライフを始めてください。きっとレジンの魅力にハマりますよ。
これからレジンを始めてみようかな?という方には、次の記事もおすすめです。
⇒作り方は簡単!100円ショップの材料で作れる「フラワーレジンストラップ」【初心者用】
関連記事
-
-
レジン×ビーズに挑戦してみよう!
今回は、レジン×ビーズについて紹介いたします。 様々な形があり、キラキラとしたビ …
-
-
レジン液をマニキュアで着色する方法!2種類紹介!
レジン液には、様々な方法で着色する事が出来ます。 勿論レジン専用の着色剤もありま …
-
-
レジンでピルケースを作ってみよう!
レジン制作で定番の一つがピルケースです。 ピルケースはミール皿などのアクセサリー …
-
-
レジンは有害?安全性を知りたい!
近年、種類や販売店も増え、手軽に身近に手に入れる事が出来るようになった「レジン」 …
-
-
レジン作品をトップコートで仕上げるコツは?
せっかく作ったレジン作品、出来るだけ長期間美しく奇麗な状態で保管したいですよね。 …
-
-
レジンで作るビジューピアス!材料・準備・作り方
自分好みのアクセサリーを見つけるのって意外と難しいですよね。 微妙なサイズや値段 …
-
-
100円ショップのシールを使って、簡単レジンストラップの作り方
今回は、プードルレジンストラップの作り方を紹介したいと思います。 100円ショッ …
-
-
【簡単】初めてさんのためのUVレジンアクセサリーの作り方【初心者向け】
透明感がありガラスのような見た目ながらも、自分好みのアクセサリーなどをお手軽に製 …
-
-
レジン液の代用になるものはあるのか?
近年人気のレジンアクセサリー。 透き通るガラスのような透明感に、金属パーツやパー …
-
-
ガラス瓶を使ったレジン小物の作り方
お店で売っているようなカワイイ小物を、自分で作ってみませんか? ここでは、ガラス …