ハンドメイド専科

ハンドメイド好きのためのウェブマガジン

*

あったかツルツル!フェイクフードうどんの作り方【キツネうどん・釜玉うどん】

      2017/01/28


粘土で作る麺類の4つ目は、日本のファストフード「おうどん」の登場です。
ラーメンやパスタとも違うおうどんの質感と、UVレジンを使った出汁の張り方をご紹介します。
併せて生卵がとろりとリアルな釜玉うどんもどうぞ。

レシピ1:基本のきつねうどんの作り方


難易度: ★★★☆☆ UVレジンの扱いがわかればあとは簡単?
完成度: ★★★★☆ ミニチュアフードらしい作品になります。
予算:  200円~700円 (全て100均ショップでそろえる場合の目安です)

用意するもの

材料

  • 樹脂粘土(白 100均ショップ ダイソーの手芸売り場にあります)
  • エポキシ接着剤 (2液混合タイプの物を使います。ダイソーの接着剤売り場で購入できます)
  • UVレジン (透明 100均ショップ各社で購入できます。ハードタイプがお勧めです)
  • ※アクリル絵の具 (イエローオーカー・茶色)
  • ※水彩絵の具 (100均ショップ各社で12色入りが購入できます)
  • ※水性ペン (水彩絵の具でも代用できますが、あるととても便利です)
  • ニス(水性・透明タイプ 100均ショップで購入できます)

道具

  • つまようじ
  • アルミホイル
  • カッターナイフ
  • 平らな物 (粘土をつぶすために使います。透明なDVDケースや容器のふたなどでOKです)

※印は、相互に代用が可能です。
必要色は「イエローオーカー(黄土色)」「茶色」「ピンク(赤+白)」「黄色(白ネギを作る場合)」「緑(青ネギを作る場合)」。
絵の具類をまったくない状態で一からそろえるなら、水性ペン+水彩絵の具がコスパが良いでしょう。
他のフェイクフードにもチャレンジしたい方は、アクリル絵の具のイエローオーカーは必需品です。
ぜひ揃えて置いてください。

手順

1.最初に具材を用意します
今回は器に盛り付けるタイプのフェイクフードですが、器の作り方は割愛します。
器から自分で作ってみたいという方は、過去記事「フェイクラーメンの作り方2種」の冒頭にラーメン丼の作り方がありますので参考にしてみてください。
作品を作り始める前に、器を準備しておく必要があります。
この後の作成手順は、すべて器の大きさに合わせて粘土の量を調整しますので、まずは器に使う物を決めておきましょう。

今回はきつねうどんなので、具材は「キツネ(油揚げ)」「かまぼこ」「ネギ」の3つです。
どれも材料は同じ樹脂粘土なので、質感の違いを上手に出していきましょう。

1_1.油揚げの作り方
器に合わせて油揚げのサイズを決め、必要な量の樹脂粘土を取り出してよく捏ねておきます。
今回はカットせずに使いますが、カットして中身を見せる場合は着色方法が変わりますので最後に記載します。

丸ごとの油揚げを使う場合、最初から油揚げの黄土色に粘土を着色します。
粘土に少量のアクリル絵の具のイエローオーカーを付け、良く練り混ぜましょう。
着色に使うのは水彩絵の具、水性ペンでも構いません。
同様に粘土に付けてからよく捏ねて練り込んでください。

粘土がキツネ色になったら形を作りましょう。
アルミホイルを2枚用意し、1枚はシワシワにしてから広げておきます。
もう1枚はぐしゃっと丸めたまま使います。

広げたアルミホイルの上に、粘土を置きます。
丸めたアルミホイルでつつくように長方形に形を整えていきます。
縁に行くほど厚めに、中央部分を薄く作るとリアルな感じになります。
上下両面にシワシワしてデコボコの後が付いたら完成です。

中身を見せる場合は、最初に混ぜる色をごく少量にしておきます。
薄い黄土色、またはクリーム色程度にしておきましょう。
同じようにアルミホイルで形を整えて、そのまま乾燥させます。

このまま使うなら2日程度、そのまま乾燥させておいてください。
カットする場合は半日程度乾燥させた後、イエローオーカーの絵の具を使って表面に色を塗ります。
色を塗り終わったら横半分または斜めにカットし、断面をつまようじでつついて軽くザラザラな状態にしましょう。

1_2.かまぼこの作り方
かまぼこは最終的にカットして作りますので、粘土の量は乗せるかまぼこより多めにしておきます。
取り出した粘土はよくこねて半分に分けます。
半分は白いまま、かまぼこの形に整えておきます。
この時にカットした断面のサイズが完成形よりも少し小さめにしておきましょう。

残り半分の粘土に、水性ペンのピンクで着色します。
絵の具の場合は白+赤であらかじめピンク色を作り、つまようじなどで付けると失敗しません。
着色した粘土は、平らな物でつぶして1~2mmの厚さにしておきます。

白い粘土にピンクの粘土をかぶせて、かまぼこの形を作りましょう。
下にあたる平らな部分は粘土をかぶせず、白いままにしておきます。
もう一度平らな場所で底をならしたら、そのまま風通しの良い場所で乾燥させてください。
丸みがある形なので、3日程度乾燥させます。

1_3.ネギの作り方
今回はうどん二種でそれぞれ白ネギ、青ネギを使い分けています。
使いたい方のネギだけ作れば充分です。

ネギの作り方については、「フェイクラーメンの作り方2種」の中段くらいに詳しく記載してありますのでご参照ください。

2.麺を準備します
おうどんは白い色をしていますね。
ただ、樹脂粘土の白を着色せずに使ってしまうと、真っ白すぎていかにもプラスチックっぽい仕上がりになります。
小麦粉から作られるうどんの麺は純白ではありませんから、最初に麺にも色を付けましょう。

使う器のサイズに合わせて粘土を取り出します。
よく捏ねたら、イエローオーカーを少量付けて、薄い小麦色に着色をしましょう。
よく練って柔らかい状態にしておくと、この後の作業が楽になります。

着色した粘土を一つまみ取ります。
台の上で転がすようにしながら、指先で細く延ばしていきます。
一方の端から始め、徐々に指をずらすようにして転がしていくと、太さにムラが出ずにきれいに延ばすことができます。

1本の麺はそれほど長く作る必要はありませんので、無理なく延ばせる程度に少量ずつ作業をしてください。
作業していない着色済み粘土は、乾燥を防ぐためにラップ等で包んでおきましょう。

全ての粘土を麺の状態に延ばし終わったら、器に盛り付けていきます。
この時点ではまだ接着はしません。
指先で輪を作るように丸めながら、バランスよく重ねていきます。
全部の麺を重ね終わったら上から軽く指で押さえ、浮き上がっていない状態にしておきます。
そのまましばらく放置し、表面が乾いて持ち上げても形が崩れなくなったら取り出して、全体が空気に触れるようにして乾燥させておいてください。
隙間があるので、2日ほどで完全乾燥するはずです。

3.盛り付けの準備をしましょう
汁物のフェイクフードは、汁を張る作業で手間取ると失敗してしまうことが多いです。
盛り付けを始めてから足りないものが出てきてバタバタしないように、あらかじめパーツや手順を準備しておきましょう。

まず、乾燥したかまぼこをカットします。
カッターナイフの刃を長めに出し、一気にカットしてください。
何枚かスライスしてみて、一番断面がきれいな物を選んでおきましょう。

ネギも同様にカットします。
こちらは実際に乗せたい量よりも少し多めにカットしておくのがコツです。
やはり端の部分はよけ、キレイに見える物を選んでおきます。

器と各具材を揃えて、できれば一度盛り付けてバランスを見ます。
この時にどこにどの具材を乗せるのかも決め、その順番に並べて置くと落ち着いて作業できますよ。

4.汁を作ってうどんを完成させます
今回のうどんは、今まで作ってきた「ラーメン」「おでん」では使わなかった素材で汁を作ります。
紫外線で硬化する樹脂、「UVレジン」です。
また、UVレジンを使うための土台作りとして、エポキシ接着剤も利用します。
それぞれ特徴がある素材ですので、最初によく読んで注意事項を把握しておいてください。

4_1.麺の固定と汁を張る準備をします
まず、器と麺をしっかりと接着してしまいましょう。
接着には強力接着剤の一種で「主剤」と「硬化剤」という2液を混合して硬化させる「エポキシ接着剤」を使用します。
一般の透明接着剤との違いは、比較的糸を引きにくく作業がしやすいことと、2液を混合するまでは硬化が始まらず、汁の色を決めるのに余裕があることです。

エポキシ接着剤のA液(主剤)を、作りたい汁の量の半量絞り出します。
水彩絵の具の茶色をごく少量つまようじに取り、A液とムラがなくなるまでよく混ぜておきます。
最終的にはこの時点で作った色からやや薄めの色になりますので、濃い汁がお好みならあえて濃すぎるくらいに色を付けておきましょう。
絵の具が混ざったらB液をA液と同量絞り出し、2つの液を素早く混ぜます。

器の底に混ぜた接着剤を入れ、麺をセットしてしっかりと指で押さえます。
この時に接着剤が指につかないように注意してください。
もし接着剤の量が多かった場合は、つまようじなどを使って直接触れないように麺を抑えましょう。

麺の位置が決まったら、残りの接着剤を隙間に流し入れます。
つまようじを使い、麺と麺の隙間をできるだけふさぐように接着剤を詰めてしまいましょう。
エポキシ接着剤は、ABの2液を混ぜて3分ほどで固まり始めます。
どんどんとろみが強くなり、時間がたつとベタベタになって扱いずらくなってしまいます。
この作業はできるだけ手早く!
麺を固定するだけなので、表面の高さなど細かいことは気にせずにガンガン進めてください。

 - フェイクフード

スポンサーリンク

スポンサーリンク

  関連記事

とっても簡単!手軽でリアルなフェイクフードウインナーの作り方

ジュージューと焦げ目のついたウインナー、とっても食欲をそそりますね。 今回はとて …

【フェイクフード初心者向け】シンプルなミニミニハンバーガーの作り方

粘土で目玉焼きやベーコンを作るのはとても楽しいのですが、単品の食品だと、作っても …

【フェイクフード初心者向け】紙粘土の基本を覚える【食パンの作り方2パターン】

フェイクフードを作成する材料はいろいろあります。 これまで樹脂粘土を使った作品を …

【日本の伝統上生菓子】100均素材だけで作る!フェイクフード和菓子の作り方【5種類】

フェイクフードでお菓子といえば、スイーツデコで使うケーキやアイスが真っ先に思い浮 …

スイーツデコのトッピングに使える!フェイクフード桃缶とカット桃の作り方

スイーツデコのトッピングに使うフルーツというと、まず思い浮かぶのはイチゴです。 …

ミニチュアフードの基礎・サイズのお話。フェイクフードとの違いは?【簡単クッキーレシピのおまけ付き】

フェイクフードと聞くと、どんなものを想像しますか? 最近ではフェイクスイーツを使 …

鮮やかでジューシー!簡単フェイクフード房ミカンとちょっと凝った丸ごとミカンの作り方

秋が深まってくると店頭に並ぶのが、鮮やかなオレンジ色でコロコロと愛らしいミカン。 …

【フェイクフード初心者向け】皮むきもカットも自在!丸ごとりんごの作り方

フェイクフードでは果物も良く作られています。 ただし、そのままの形で使われること …

子供と一緒に作ろう!簡単フェイクフードかき氷の作り方3パターン

かき氷が新しいスイーツとして人気を集めていますね。 フワフワからシャキシャキまで …

【フェイクフード初心者向け】パリっとジューシーなフェイク餃子の作り方2種

中華料理はフェイクフードでも人気のジャンルです。 色が鮮やかで材料のバラエティに …