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大人なイメージのフェイクフードベーグルとベーグルサンドの作り方

      2016/08/24

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人気のパンメニューの中ではやや渋めのフェイクフードの登場です。
造形もシンプルなら、色も自然なアースカラー系のベーグルですが、それだけにいかにも上級者風な作品を作ることができるとも言えますね。
今回は基本のベーグルの成形と、ベーグルを使ったサンドイッチのレシピをご紹介します。

レシピ1:延ばして輪にするだけ!簡単基本ベーグルの作り方

とても簡単で失敗のない、基本のベーグルの作り方です。
混ぜ込む色を変えれば、カラフルなベーグルを作ることもできます。

難易度: ★★☆☆☆ パンの中でも簡単な部類です。難しい作業はありません。
完成度: ★★★☆☆ いたってシンプルな大人フェイクフードです。
予算:  100円~300円(全材料を100均でそろえる場合の目安です)

用意するもの

【材料】

  • 樹脂粘土 (白 お手元になければ、100均ショップダイソーで購入できます。)
  • アクリル絵の具 (黄土色・茶色・白・緑など。お好みの色でどうぞ。)
  • 砂・樹脂粘土の粉など (練り込んで使うことができますが、なくてももちろんOKです。)
  • ニス(水性・透明タイプ 100均ショップで購入できます。)

【道具】

  • 歯ブラシ (使い古したものがベストです)
  • スポンジ (メイク用のものが使いやすいですが、メラミンスポンジでも代用可能です)

手順

1.ベーグルの生地を準備します
樹脂粘土を作りたいベーグルのサイズに合わせて取り出し、よく捏ねます。

ベーグルの色は、材料によって実に様々です。
サンプルでは、プレーン・ほうれん草・全粒粉入りの3種類を作っていますが、キャロットやカボチャを練り込んだカラフルなものやコーヒーやチョコなどの茶色い物もありますね。
アクリル絵の具を粘土に練り込んで、お好みの色を作ってください。

今回全粒粉用に練り込んだのは、熱帯魚の水槽用の底砂です。
ペット売り場に行くと、目の細かい砂が300円程度でたくさん売られていますので、興味がある方は探してみてください。
トッピングのスパイスやソースを作るときに色々と役に立ちます。

2.ベーグルの形を作ります。
生地の粘土を細長く延ばします。
長さは丸くしたときに中央に小さい穴ができる程度です。
穴が大きすぎるとベーグルっぽさがなくなりますし、穴がまったくないのもパッと見たときにわかりにくい形になってしまいます。
何度か調整をしてみて、ちょうどよい長さを見つけてください。

長さが決まったら、一方の先だけ平たくつぶします。
これは実際にベーグルを作るときの作り方と同じです。
この平たい部分で、輪の綴じ目を包むようにしっかりと閉じるのです。

輪の形にしたら、平たい部分で接合部分をくるむようにぴったりと閉じます。
指で均しながら、つなぎ目がはっきり見える程度に形を整えましょう。

形ができたら、歯ブラシを使って表面にボソボソした質感を付けます。
ベーグルは一度茹でてから焼くため、それほどはっきりとしたボソボソ感はありません。
表面がうっすらとデコボコする程度に、軽くポンポンと質感を付ければ充分です。

質感まで付け終わったら、完全乾燥するまで乾かします。
サイズにもよりますが、サンプル程度の大きさなら4日ほどで完全乾燥します。
※ベーグルサンドを作る場合は、途中で作業を進めます。
乾燥開始から1~2日程度で着色作業を行ってください。

3.着色をします
ベーグルが乾燥したら、焼き色を付けましょう。
焼き色はアクリル絵の具の黄土色(イエローオーカー)のみを使います。

水で薄く溶いたアクリル絵の具をメイク用のスポンジに付けます。
ティッシュを使って完全に水気を吸い取ったら、ベーグルに着色をします。
上下の中心部から始め、側面はほどんど色を付けないのがきれいな焼き色のコツです。
ベーグルの場合は、全体的にあまり濃い焼き色を付けなくても良いように思います。
他のパンとの一番の違いは形と色の薄さなので、パッと見てベーグルだとわかるような色を目指してくださいね。

これで基本のベーグルの作成はおしまいです。
ニスを塗って良く乾かしてください。

【ポイント】

作品を作るときの粘土の選び方について、少しだけポイントをお伝えしましょう。
今回、ベーグルを作るのに樹脂粘土を使用しました。
これまでいくつかの作品でご案内してきた通り、私はパンやクッキーなどを作るときには主に軽量粘土(軽量紙粘土・軽量樹脂粘土)を使います。
なぜか。安いから?もちろんそれもありますが、もっと大事なのは、作る作品ごとに適した粘土が違ういうことです。

軽量粘土は粒子が荒くとても軽いので、素朴でぼそぼそとした明るい作品に向いています。
クッキーやドーナツのカサカサした表面を表現するには最適な粘土です。
歯ブラシなどで質感を付けるのも簡単で、パンなどの表面をとてもきれいに作ることができます。

逆に樹脂粘土は、ツルンとした表面のフルーツや野菜、チョコレートなどを作るのに向いた粘土です。
密度が高くきめが細かい、きれいな表面を作ることができます。
質感を付けることもできますが、ボソボソした乾いた感じにはなかなかなりません。

ベーグルは種類から行くとパンの一種ですよね。
ですから本来なら軽量粘土で作っても決して間違いではありません。
ただ、ベーグルは調理の途中で一度茹でるため、生地に含まれる空気はほとんど抜けてしまいます。
そのため切り口には気泡が少なく、表面もモッチリとした固いイメージになります。
軽量粘土でベーグルを作ると、輪の形に曲げたときに外側にヒビが入ることがあります。
輪の内側も粘り気が弱いので、キレイなシワが寄りにくくなります。
ベーグルをよく見ると、輪の内側に自然にできたシワがたくさん出来ていますね。
このような細かい特徴を初心者さんでも簡単に表現するために、今回はあえてモッチリとして粘り気が強い樹脂粘土を選びました。

作品を作るときは、最終的に何に使うかを基準に素材を選ぶこともあります。
例えばカサカサのドーナツを作るとしても、その目的がピアスやキーホルダーのように金具を付けてぶら下げる作品になる場合は、軽量粘土は使えません。
強度面で不安があるため、どうしても固く丈夫な樹脂粘土を使わざるを得ないのです。

このようにフェイクフードは、もとになる食品の材料や調理方法、作品のサイズや使用目的によって、きちんと考えて素材を選ぶことが大切になってきます。
実物や写真をよく見て、どんな粘土で作ればその食品に近い質感が表現できるのか。
これからフェイクフードを作られるときには、ぜひ一度考えてみてください。

レシピ2:好きな具材をはさんでゴージャスに!ベーグルサンドの作り方

基本のベーグルをカットして具をはさみ、ヘルシーで鮮やかなベーグルサンドを作りましょう。
他のベーグルと組み合わせれば素敵なアクセサリも作れます。

難易度: ★★★☆☆ 中にはさむ具材によって難易度が変わります。
完成度: ★★★★☆ カラフルで豪華な作品が作れます。
予算:  0~100円(基本のベーグルにプラスする分のみの目安です)

用意するもの

【材料】

  • 樹脂粘土 (白 ベーグルの残りで充分です)
  • 水性ペン (12色~入りが100均ショップで購入できます)
  • 木工用ボンド
  • ニス(水性・透明タイプ 100均ショップで購入できます)

【道具】

  • つまようじ
  • カッターナイフ
  • アルミホイル
  • クッキングシート
  • 筆 (穂先が細い物。ネイル用の細筆などがベストです)

手順

1.基本のベーグルをサンドイッチ用にカットします
基本のベーグルの作り方に従い、プレーンのベーグルを作ります。
1~2日程度たった乾燥途中の状態で作業をします。

プレーンベーグルに焼き色を付けたあと、カッターを使って水平にカットします。
最初は表面に一周切り込みを入れ、徐々に深く刃を入れていくようにするとずれずにきれいに切り離すことができます。

カットした内側に、軽く質感を付けましょう。
アルミホイルを丸めたものを使い、表面をたたいてデコボコを付けます。
ベーグルは密度が高い目の詰まったパンですので、それほど大胆にデコボコを付ける必要はありません。
軽くボコボコとさせれば充分です。

 - フェイクフード

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