レジンで「夜空模様」の作り方。初心者でもできる！

レジンに興味のある方は、目にする事も多い「夜空模様」。
「宇宙塗り」や「銀河塗り」ともよばれていますね。
検索すると素敵な作品が沢山出てくると思います。
そんな魅力的な作品を自分で作ってみませんか？

今回は、この「夜空模様」の作り方を2通り、説明致します。

簡単な方法（クラフトペーパー編）

この「夜空模様」はいくつかのカラーでグラデーションを作っていく為、「難しい」「上手く出来ない」と言うかたも多いでしょう。
そこで、一番簡単なのは、夜空模様の「クラフトレジンペーパー」（デザインシート）などを使う方法です。
１００円ショップにも置いてあります。

材料

• レジン液
• ミール皿
• 夜空模様のクラフトペーパー
• ラメ、星や月など、夜空に合うデコパーツ
• 爪楊枝

作り方

１．クラフトペーパーをミール皿に合わせて切り抜きます。

２．レジン液を薄く流し入れ、爪楊枝で全体に広げたら、カットしたクラフトペーパーをミール皿に載せます。
レジン液とクラフトペーパーとの間に空気が入らないように、丁寧に押し付けて、空気を抜いてください。

３．更に上からレジン液を少量流し入れ広げます。
この時、気泡が入らないように注意してください。
気泡が入ってしまったら潰すか取り除いてください。

４．硬化します。

５．レジン液を流し入れ、ラメを散りばめたり、パーツを入れてください。
爪楊枝でバランスを整えて広げてください。

６．硬化します。

７．更にレジン液を流し入れ、星や月などお好みのパーツを乗せてください。

８．硬化します。

９．お好みで更にレジン液を流し入れ、表面をぷっくりさせるとカワイイです！

１０．硬化したら完成です。

これならベースが夜空模様になっているので、失敗することなく出来上がります。

背景から作る方法

続いて、背景から自分で作成していく作り方を紹介します。
一般的なのは、マニキュアかアクリル絵の具です。
アクリル絵の具の方が色を混ぜ合わせて自分好みのカラーを作ることが出来るので、その点は良いかもしれませんね。

ここでは、マニキュアを使って説明していきます。

材料

• ミール皿
• レジン液
• マニキュア３色（カラー・本数はお好みで！）
• ラメやホログラムなどのデコレーション素材
• ジェッソ（有れば）

作り方

１．ミール皿にジェッソを２回くらい塗ります。
無ければこの過程は省いても良いですが、ベースを白地にしておくと上に塗るカラーがきれいに出ます。
白のアクリル絵の具を塗ったり、白いシールを貼ったりしても代用できます。
画像は、印刷していない写真用紙を切り取ってボンドで貼り付けています。

２．ミール皿にマニキュアを塗っていきます。
グラデーションにしたい順に並べるように塗ってください。
マニキュアが乾いてしまうと作業しにくいので、各カラーたっぷり目に塗ってください。
「塗る」と言うより「垂らすように置いていく」の表現の方が合っているかもしれません。

３．色と色の境目をぼかしていきます。
爪楊枝などで行います。
この時、薄い色を濃い色の方に入れて混ぜるようにすると良いです。

４．一度乾かします。

５．しっかりとかわいてからレジン液を入れます。
気泡が入らないように爪楊枝で丁寧に広げてください。
ここで、マニキュアの渇きがいまいちだと、レジン液を入れた時に、浮いてにじんでしまいますので、マニキュアがきちんと乾いたのを確認してから、レジン液を入れるようにしてください。

６．お好みでラメやグリッﾀﾞー、ホログラムなどを入れて夜空のキラキラ感を出してください。

７．硬化します。

８．お好みで６．７を繰り返します。
キラキラを少しずつ入れて、繰り返すことで奥行が出て、ラメやホロが角度によって反射が変わって奇麗に見えます。

９．最後にネイルシールなどのパーツを貼り、レジン液を流しいれます。

１０．硬化したら完成です。

いかがでしたか？

冒頭にもお話した、グラデーションの作業が一番難しい工程だと思います。
ぼかしの作業がイマイチ上手く行かない場合でも、ラメを散りばめる事でカバー出来、ぐっと雰囲気が変わるので、完成してみたら素敵な作品が出来た！と言う事もあります。
是非チャレンジしてみてください。