手縫いでほつれ止めの縫い方(かがり縫い)をマスターしましょう!

買った布の端を処理したい・・・でもミシンがないし、という経験はありませんか?そのような時には、手縫いでほつれ止めをやってしまいましょう。キルティングやサテンなどの布もほつれにくくなります。少々手間はかかりますが、覚えておくと便利ですよ。
ほつれ止めとは?
布の端がほつれてこないよう、処理をすることです。市販の布用ボンドは一時的な効果はありますが、塗った部分が固くなってしまい、洗たくにも耐えられないのでおすすめしません。布用のテープもはがれやすく、洗たくすると取れてしまいます。ミシンは色々な機能があり便利ですが、ここでは手縫いで行う方法をご紹介しますね。
ほつれ止めのやり方
正式には「かがり縫い」と言います。布の種類によって少々違うので、画像を見ながらやってみてください。
キルティングや綿などの中くらい~厚い布
糸は綿やポリエステルとの混紡糸でもOKです。なるべく間隔を狭くして、ほつれないようにかがっていきましょう。画像では見やすいように色付きの糸で作業していますが、実際は目立たない色の糸を選んでくださいね。
①糸に玉結びをして、布の裏から糸を出します。キルティングの場合は、2枚の布の間からスタートさせ、玉結びを隠すと目立ちません。

②もう一度裏から糸を出します。

③間隔を揃えながら、同様に何度も繰り返します。
④上から見るとこのようになります。

⑤最後は玉止めをして終了です。キルティングの場合は、2枚の布の間に玉止めを作ると目立ちません。他の布は裏側に出して玉止めをします。
シルクやガーゼ、シフォンやサテンなどの薄い布
糸はやや細めの方が向いています。三つ折りにして軽くアイロンをかけるとやりやすいでしょう。画像では見やすいように色付きの糸で作業していますが、実際は目立たない色の糸を選んでくださいね。
①三つ折りにして布のほつれが出ないよう、待ち針で止めておきます。

②糸に玉止めを作ります。玉止めが三つ折りの内側に隠れるよう針を刺しながら裏へ引き抜きます。

③もう一度表から裏に糸を出します。

④間隔を揃えながら、同様に繰り返します。

⑤最後は玉止めをし、三つ折りの内側に隠れるようにして終了です。
その他の方法
かがり縫いの他にもやり方はありますが、少々大変な部分やおすすめできない部分もあります。
バイヤスにカットする
新しく何かを作る際に、布を斜め45度に置いてカットする方法です。ほつれにくく、伸びにくくなりますが、使い方によってはほつれてくることがあります。
パイピングでくるむ
別布やバイアステープでくるむ方法です。きれいに仕上がりますが、手間と時間がかかります。
ピンキングはさみでカットする
布の端をギザギザにカットする方法もありますが、だんだんとほつれてくるのであまりおすすめはできません。クラフト用に貼って使ったり、裏に両面テープを貼ってシールにしたりする場合は大丈夫です。
まとめ
ほつれ止めの方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?手縫いでも充分ほつれ止めをすることは可能です。万が一、糸がほどけてしまってもすぐに修復できますね。間隔を揃えてかがることがきれいに仕上げるコツです。これからも、手縫いの楽しさをどんどん見つけていきましょう!
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