【裁縫】衣類の穴あきを当て布で補修してみては?
2017/02/13
裁縫の当て布って難しいような感じを受けることはありませんか?ズボンなどに穴があいたときに自分で直すってこと、初心者にとってはハードルが高いですよね。きれいに出来なかったらどうしようと考えてしまいませんか?初心者でも簡単にできる方法をまとめてみたので参考にしてみてください!
当て布とは
破れた衣類などを補修するときに使う布のことです。目立たないように同じ布を使う方法や、あえて目立つ色合いにすることでポイントにもなります。決まった縫い方があるわけではないので、仕上がりをイメージしてどのように当て布を使うのか、用途によって使い分けましょう。
当て布で直してみよう!
①たてまつり縫いで直す
衣類などが破れてしまって、当て布をする方法で簡単に直せるのは「まつり縫い」を使用する方法だと思います。本来はズボンの裾あげなどで用いられることが多い縫い方ですが、当て布での補修の時には「たてまつり縫い」の方法で直せます。どのような縫い方かわからない人は、アップリケを使うときにもする縫い方!と言えばイメージできるかと思います。この方法では当て布が見える仕上がりになりますよ。実際の手順を簡単にまとめてみます。
1.破れたところに裏側から当て布を固定します。補修したい面積よりも大きめの四角だとやりやすいと思います。固定の方法は、まち針か仮縫いでOKです。
2.縫い始めは当て布と本来の生地の間から糸を通していき、そのまま2枚の布をたてまつり縫いします。間からの理由は玉結びを隠すためですよ。縫うときのポイントは表に見える縫い目が垂直になるようにし、裏側の縫い目は斜めになっていること!
できるだけ糸が等間隔になるようにすれば見た目もきれいに仕上がります。
3.1周縫い終わったら、裏側に針をだして玉止めします。
②ステッチで直す
当て布だけでは物足りない!可愛くない!と思っている人は、補修するときにステッチを取り入れてみる方法はどうでしょうか?簡単にやり方を紹介します。
まず、補修するところに裏側から当て布をしたら好きな色でステッチします。当て布の固定は仮縫いが良いと思います。まち針だと作業の邪魔になってしまうかも知れません。ステッチは表から作業できるのでどのような模様になるのか確認できるのも良いですよね。できるだけ細かいステッチの方が仕上がりも違和感ないと思います。手縫いならオリジナルのポイントにもなって可愛いですよね!デメリットとしては大きな面積の補修には向かないことです。裏側の当て布は、ステッチによって見えなくなることもあります。
関連記事
-
-
手縫いでミシンのような丈夫に縫うコツとは?
手縫いはミシンと比べ、糸の準備も簡単で場所も取らないのでお手軽に始められてとても …
-
-
指を保護する裁縫の必須グッズ!『指ぬき(シンブル)』の上手な選び方
指ぬきは、針先・針穴側(針のお尻)が指にあたって怪我をしたり、痛みが出ないように …
-
-
裁縫の基本!ボタン付け方をマスターしよう!写真付きで初心者でも簡単に出来るように!
洋服を着ようと思ったらボタンが取れていた、外出先でボタンが突然取れてしまった・・ …
-
-
裁縫のピケって何?
裁縫で使用することがあるピケですが、どのようなものか説明したいと思います。まず、 …
-
-
手縫いが上手になりたい!どんな練習をしたら上達するの?
ミシンより手軽にできる手縫い。でもその技量がはっきり出てしまうのが悩みですね。 …
-
-
裁縫初心者の方へ!初めての手縫いで「雑巾」はやめておこう!
裁縫ができる人にあこがれるけれど、自信がない、何を縫ったら良いのかわからない、下 …
-
-
お裁縫の必需品 糸切りバサミ(鋏)とは?【正しい使い方と選び方・おすすめ商品】
糸切りバサミとは? その名のごとく、糸を切るハサミ。 手縫いの時、ミシン縫いの時 …
-
-
裁縫用品のお話「目打ち」って何?使い方もあわせてどうぞ!
「目打ち(めうち)」という裁縫用品をご存知でしょうか?木の持ち手に、細長い針のよ …
-
-
裁縫で使う道具~チャコペンって何?~
いきなりですがチャコペンとは何か知っていますか?裁縫をやってみようと考えている人 …
-
-
手縫いの一本取り・二本取りとは?
手縫いを行う際、作り方や説明の中で「一本取り」「二本取り」という表現を見たことが …
- PREV
- レジン液の代用になるものはあるのか?
- NEXT
- プラ板でパズルピース形の作り方