裁縫の玉止めが苦手なあなたへ!正しい玉止めの仕方と上手になるコツ!【写真付き】
2016/06/11

何か作りたくて手縫いにトライしてみたものの、どうも最後の「玉止め」がうまくいかない・・・そんな人がとても多いようです。ここではゆっくり練習していただくために、写真で説明させていただきますね。慣れてしまえば、簡単ですよ。
おさらい*玉止めとは?
手縫いの時に使う糸の終わり方です。縫い終わった際、針にクルクルと糸を巻きつけて引き、玉を作る方法です。
どうしても糸がたるんでしまったり、こんがらかってしまったり。そんなことも時々起こりますね。
下の画像を見ながら、もう一度トライしてみましょう。
玉止めの方法
①縫い終わったら、布と糸の引きつれを直す。
②縫い終わりの箇所にぴったりと針を置く。なるべく針の根元の近くが良い。(あまり近いと押さえる部分がなくなります)

③針を指でしっかり押さえながら、クルクルと3回きつめに針に巻きつける。

④巻いた部分を爪または指でしっかりと押さえる。

⑤ゆっくりと針を引き出す。

⑥最後まで引いて、完成!!

アンダーラインを引いた箇所は特に大切です。
ゆっくりで良いので、何度も練習しましょう。
最終的な裏技!
それでも、どうしても失敗してしまった、という時の裏技があります。
ただしこれらは中級~上級編ですので、なるべく最初のやり方でできるように練習しましょう。
布と玉の間の糸が長く、余ってしまった場合
もう一度縫い終わりの位置に針を乗せ、同じ要領で根元よりに1回糸を巻いて引きます。
玉止めしようとしたら糸が足りなかった場合
縫い終わりの位置に針を乗せ、先に3回巻きつけてから針穴に糸を通し、引きます。
まとめ
玉止めのコツを画像と共にご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
誰でも初めはうまくいかないので、急いでやる必要はありません。ゆっくり、何度も練習して確実にできるようにしましょう。
これができることにより、作品の仕上がりや強度も違ってきます。
これからも、皆さんと一緒に手縫いの時間を楽しみましょうね!
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