ハンドメイド専科

ハンドメイド好きのためのウェブマガジン

*

裁縫の玉止めが苦手なあなたへ!正しい玉止めの仕方と上手になるコツ!【写真付き】

      2016/06/11

本サイトはプロモーションリンクを含みます。

2991-2
何か作りたくて手縫いにトライしてみたものの、どうも最後の「玉止め」がうまくいかない・・・そんな人がとても多いようです。ここではゆっくり練習していただくために、写真で説明させていただきますね。慣れてしまえば、簡単ですよ。

おさらい*玉止めとは?

手縫いの時に使う糸の終わり方です。縫い終わった際、針にクルクルと糸を巻きつけて引き、玉を作る方法です。
どうしても糸がたるんでしまったり、こんがらかってしまったり。そんなことも時々起こりますね。
下の画像を見ながら、もう一度トライしてみましょう。

玉止めの方法

①縫い終わったら、布と糸の引きつれを直す。
②縫い終わりの箇所にぴったりと針を置く。なるべく針の根元の近くが良い。(あまり近いと押さえる部分がなくなります)
玉止め1
③針を指でしっかり押さえながら、クルクルと3回きつめに針に巻きつける。
玉止め2
④巻いた部分を爪または指でしっかりと押さえる。
玉止め3
⑤ゆっくりと針を引き出す。
玉止め4
⑥最後まで引いて、完成!!
玉止め5

アンダーラインを引いた箇所は特に大切です。
ゆっくりで良いので、何度も練習しましょう。

最終的な裏技!

それでも、どうしても失敗してしまった、という時の裏技があります。
ただしこれらは中級~上級編ですので、なるべく最初のやり方でできるように練習しましょう。

布と玉の間の糸が長く、余ってしまった場合

もう一度縫い終わりの位置に針を乗せ、同じ要領で根元よりに1回糸を巻いて引きます。

玉止めしようとしたら糸が足りなかった場合

縫い終わりの位置に針を乗せ、先に3回巻きつけてから針穴に糸を通し、引きます。

まとめ

玉止めのコツを画像と共にご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
誰でも初めはうまくいかないので、急いでやる必要はありません。ゆっくり、何度も練習して確実にできるようにしましょう。
これができることにより、作品の仕上がりや強度も違ってきます。
これからも、皆さんと一緒に手縫いの時間を楽しみましょうね!

 - 裁縫

  関連記事

大事な洋服に穴が!!お裁縫で破れを直そう! 初心者でも簡単!

『かけはぎ』という資格を持った方にお願いする、というのを耳にしたことがあるかもし …

手縫い糸とミシン糸の豆知識!

手芸を趣味とされている方々は、毎日のように糸を使われていることでしょう。この糸に …

初心者も楽しく習う!裁縫教室の選び方のコツ!

本を読んで、独学でやっていこうとしたけれどうまくいかない。だから自分は裁縫には向 …

裁縫初心者の方へ!初めての手縫いで「雑巾」はやめておこう!

裁縫ができる人にあこがれるけれど、自信がない、何を縫ったら良いのかわからない、下 …

裁縫の基本!まつり縫いとは?縫い方・コツを写真付きで詳しく!

外出先で突然、スカートやズボンの裾から糸がピリピリ・・・と出てきて困ったことはあ …

直線縫いだけ!ミシン初心者でも簡単トイレットペーパー収納の作り方

トイレットペーパーは1度に10個以上購入することが多くて、収納場所でもかさばりま …

【お裁縫】どう取り替える?~ウエスト部分のゴムを取り替えたいとき~

自分で作った洋服でなくとも修繕したい場合もありますよね。よくあるのが、ウエストの …

ミシン・裁縫するならあると便利!リッパーの使い方

ミシンを使っていると、斜めになっちゃったから縫い直したい!なんてことありませんか …

手縫いで袋縫いの縫い方に挑戦しましょう!

袋縫いという言葉を聞いたことがありますか? 初めて聞く人は、袋の作り方かな?と思 …

裁縫初心者でも簡単!襟の縫い方、作り方(シャツ編)

作るのが難しそうに感じますが、ポイントをおさえると、キレイに簡単に作ることが出来 …