レジンは有害?安全性を知りたい!
2016/12/17
近年、種類や販売店も増え、手軽に身近に手に入れる事が出来るようになった「レジン」ですが、その成分には詳しくなく、不安に思う人も多いと思います。
「レジンアレルギー」と言う言葉を聞いた事が有る方もいらっしゃるのではないでしょうか?
レジンは、液の状態の物は肌に有害です。
そして、硬化する際には極わずかですが有害ガスが発生します。
但し、硬化後は無害なのです。
その為、レジン液や有害ガスに長時間接していると、アレルギー症状が出る場合も有ります。
「アレルギー」なので、「花粉症」や「金属アレルギー」などと同様、体質によって個人差はあり、何の対策もしていないのに、全く反応しない人もいれば、対策していても反応してしまう人もいます。
アレルギー反応とは、どのようになるのかと言うと、皮膚が腫れてしまう、湿疹がでてしまう、荒れてしまうなどが主な症状です。
では、そうならない為にはどうすればよいのか?
いくつかの対策を紹介します。
対策
1.換気を行いましょう。
硬化時に発生する有害ガスを吸い込まないように換気をしてください。
窓を開ける、換気扇を付ける事を心掛け、密室での作業は避け、通気性の良い場所で作業をしてください。
2.手袋を付けましょう。
レジン液が肌に直接触れないようにする為です。
耐薬品性が優れオススメなのはニトリル製の手袋です。
この2点は基本です。
これだけで、かなり保護出来ますが、それでも心配な方は…
3.マスクを付けましょう。
これも1同様、有害ガスを吸い込まないようにする為です。
4.ゴーグルを付けましょう。
有害ガスは、目にも刺激を与えるとも言われています。
そして、最後に、作業後は手を洗いましょう。
その際、水道水ORぬるま湯で石鹸を使って洗って下さい。
ベンジンやアルコールなどで洗うと返ってレジン液の成分が皮膚に浸透しやすくなりますので避けてください。
正しく扱おう!
ここまでを読むと、更に不安に思う方もいるかもしれません。
しかし、ハンドメイド用のレジン液の場合、皮膚刺激性は少なく製造されています。
業務等で多量に、また長時間使用する場合は、保護対策が必要でしょう。
しかし、趣味で行うアクセサリー等では少量かつ短時間ですので、健康被害が出る事はまれのようです。
換気をすれば、かなりの量のガスを低減する事が可能です。
通気性の良い場所で、直接レジン液に触れないように作業すれば、さほど心配する事は無いと言えます。
メガネやマスクは気になる方はすれば良いというレベルです。
アレルギーが気になってレジン制作をためらわれている方がいれば、「正しく扱えば何の問題もありません」
ですので、換気・手袋をして楽しくレジン制作を行ってください!
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