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【フェイクフード初心者向け】ソースが決め手!カリカリに焼けたフェイクタコ焼きの作り方

      2016/04/30

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縁日、というと真っ先に思い浮かぶ食べ物って何でしょうか。
綿あめ、りんご飴、チョコバナナ?大人ならビールに焼き鳥も外せませんね。
今回は、縁日で大人にも子供にも大人気な「タコ焼き」にトライしてみましょう。
ソースやマヨネーズに青のりや鰹節もたっぷりかけて完成を目指します。

レシピ:経木風船皿に乗せたタコ焼きの作り方

難易度: ★★★☆☆ ソース2種の作り方を覚えましょう。
完成度: ★★★★☆ 大きさを変えれば、つまようじに刺した1粒タコ焼きも作れます。
予算:  300円~700円

材料・用意するもの

  • 軽量紙粘土(100均ショップ各社で扱っています。商品名に「かるーい」などの記載があるもの)
  • 樹脂粘土 (白 100均ショップダイソーで購入できます)
  • アクリル絵の具(赤・黄土色・茶色・黒など 100均ショップ各社で手に入ります)
  • 水性ペン (100均ショップ各社で扱っています)
  • 木工用ボンド (ご家庭にあるもので充分です)
  • 接着剤 (普通の透明接着剤です。ご家庭にあればそれを使ってください。瞬間・速乾は避けること)
  • アルミホイル
  • ビニール、ポリなどのシート(少し厚みがあってしっかりしたもが向いています。厚めの包装フィルムでもOKです)
  • 茶封筒 (大きさが足りれば、捨てるものを再利用してください)
  • メイク用パフ・メラニンスポンジなど
  • パレット (捨ててしまうプラスチック容器があればそれで充分です)
  • テッィシュ
  • つまようじ
  • カッターナイフ
  • シリコン・クッキングシートなど貼りつかない下敷き
  • ニス(水性・透明タイプ 100均ショップで購入できます)
  • (あると便利)スポイト、化粧品のプッシュ容器など水が入れられるもの(絵の具を溶くときにあると便利です)

手順

1.最初にタコ焼きの舟皿を準備します。
舟皿は「経木」という、木材を紙のように薄く削ったもので作られています。
本物の経木があれば良いのですが、なければ茶封筒を使って作ってしまいましょう。

茶封筒をカットします。今回は7cm×4cmの長方形にしました。
これでタコ焼きが8個収まるサイズですが、大きさはお好みで大丈夫です。
その場合はこのサイズを参考にして船皿を作ってください。
長方形の長い辺に並行して、外から1cm入ったところに線を引いておきます。
この線に沿って両端から1.5cm切り込みを入れ、さらに一度折って癖をつけておきましょう。
切り込みを入れた両側を中心の部分の外側で重ねるようにして、木工用ボンドで止めます。
両端を同じように接着したら船皿の完成です。

DSC_2393

2.タコ焼きの生地を作ります。
先ほど作った舟皿を基準に、軽量紙粘土を取り出してよくこねます。
こねた粘土の玉を軽くつぶし、アクリル絵の具の黄土色(イエローオーカー)を少しだけ付けて、
さらによくこねてください。
タコ焼きの地色、小麦粉の色まで色が付いたらそこで止めます。

色を付けた粘土を8等分します。
それぞれを手のひらで転がして玉の形に丸めてください。
この状態で一度舟皿に乗せてみて、大きさがあっているかどうかを確認しておくと良いと思います。

タコ焼きの表面のデコボコを付けましょう。
アルミホイルを2枚用意し、1枚は一度シワシワにしてから広げておきます。
もう1枚はぐしゃっと丸めて、丸めたアルミで粘土の玉の表面を軽く押しながら転がします。
こうすると簡単にデコボコの質感を持った表面が出来上がります。
8個の玉全部に同じように質感を付けたら、タコ焼き本体の出来上がりです。
風通しの良い場所で2~3日乾燥させておいてください。

3.粘土を乾かしている間に、トッピングの準備をしておきましょう。
タコ焼きのトッピングには、青のりの粉と鰹節を使います。

3-1.青のりの作り方。
青のりなどの粉状のものを作る方法はいくつかありますが、一番リアルで量を作れる方法は
粘土の粉を作ることです。
樹脂粘土の緑があればそのまま、白しかなければ水性ペンの緑を練り込んで濃い目の緑を作ります。
ペンの先を粘土にポチポチと押し付けるようにして色を移してからこねると、
ペンの色に粘土が染まりますので簡単に着色できます。

青のりの分だけですので、粘土は少量でかまいません。
色が付いたら、つまみやすい形にしてそのまま完全に乾燥させておきます。
乾燥した粘土を粉にするには、「薬味おろし」という小さいおろし金があると便利ですが、
なければカッターなどで頑張って刻んでもかまいません。(けっこう大変ですが)
今回はふたツマミほどの青のりの粉になれば良いので、できる方法で粉にしてください。

3-2.鰹節の作り方
鰹節は、樹脂粘土を薄く延ばして作ります。
白の樹脂粘土に水性ペンの肌色・茶色などを使ってごく薄く着色します。
クッキングシートの間に粘土を挟み、とにかく薄く延ばしていきます。
丸いマジックペンなどがあれば、転がしながら延ばすと簡単に延ばせます。
透けて見えるくらいまで薄くしたら、クッキングシートをはがして乾かします。

表面がサラサラと乾燥したら、カッターで細く切ったり指で割いたりして削り節の形にしましょう。
完全に乾燥しきる前であれば、割いたものを軽くもんでウェーブを付ければ
さらにリアルな鰹節になります。

【ポイント】

粘土で作る粉末について。
今回青のり用に、樹脂粘土で粉を作る方法をご紹介しました。
実はこの緑色の粉は、青のりだけに使う訳ではありません。
ガーリックトーストやグラタンのパセリなど、けっこう出番が多いのです。
また今回の樹脂粘土だけではなく、紙粘土や石粉粘土の粉は、小麦粉代わりや
てんぷらやトンカツの衣に利用することもあります。
その都度少しだけ作るのは手間がかかって面倒くさいので、
フェイクフードの作家は、粘土の余りが出るととりあえず乾燥させてすりおろし、
いろいろな色や材質の粉をせっせとため込んでいることが多いのです(笑)。

4.粘土が乾燥したら、タコ焼きの焼き色を付けましょう。
着色にはアクリル絵の具を使用します。
アクリル絵の具の黄土色を多めの水で溶きます。
溶いた絵の具をパフなどにつけ、ティッシュで押さえて水気を取り除いてから
タコ焼きの表面を軽くたたくように着色します。
黄土色が終わったら茶色を足してさらに着色し、最後に焦げ茶色を足して焦げ目を強調してください。
(焼き色の付け方については「食パンの作り方」に詳細な説明がありますので合わせてご覧ください)

【ポイント】

フェイクフードの焼き色はほとんど同じ手順で作業をしますが、タコ焼きについての注意点です。
タコ焼きは、専用のタコ焼き器を使って焼きます。
最初の黄土色は、タコ焼き全体につくようにしてしまって構いませんが、
そのあとの茶色からは少し独特の色の付け方をします。
タコ焼き器の鉄板にあたる部分、つまり出っ張った部分に集中的に焼き色を付けるのです。
茶色→焦げ茶色に濃くなるにつれて、色を付ける面積を小さくしていきます。
一番濃い色は出っ張った部分のてっぺん、ほんのちょっとだけ足すだけで充分でしょう。
焦げ色に強弱をはっきりつけたほうが、カリッと焼けた感じが強く表現できます。

5.焼き色の絵の具が乾いたら、トッピングの前に舟皿にセットしてしまいます。
接着には木工用ボンドを使います。
タコ焼きを1個づつよく見て、一番きれいに焼き色がついている部分を側面に持ってくるようにします。
上面はソースがかかってしまうので、横から見たときにきれいに見えるようにするためです。
向きが決まったら、底になる部分にほんの少しボンドを付けて船に接着します。
丸い物なので、全部乗せ終わったら軽く指で押さえて浮いてこないようにしっかりと接着させましょう。
2~3分押さえれば、固定されるはずです。

6.さあ、いよいよタコ焼きにソースをかけます。
ソースを作る材料はいろいろとありますが、今回は一番簡単で手に入りやすい素材、
透明接着剤(いわゆるセメダイン)を使ってソースを作ってみましょう。

アクリル絵の具の茶色と黒でソースの色を作ります。
タコ焼きソースなので、少しだけ赤を加えてもいいかもしれません。
ソースらしい色ができたら、接着剤を絞り出して絵の具と混ぜていきます。
半透明を目指したいので、混ぜる絵の具はごく少量です。
つまようじの先にほんの少しだけ絵の具を付けて接着剤に混ぜてみて、
足りなければ少しづつ足していきます。

接着剤はすぐに固まり始めますので、色が決まったら間髪入れずにタコ焼きに塗り始めます。
つまようじをクルクルと回してセメダインを巻き取り、直接タコ焼きの上に塗り付けていきます。
最初にざっと全体に塗ってから、足りないところに足すようにしてください。

接着剤は、物にもよりますが多少の糸を引きます。
乾いてくると糸の引きが強くなってしまいますが、かまわず作業を終わらせてしまいましょう。
糸は完全に乾くと指で取り除くことができますから、細かいことに気を取られずに
きれいにソースがかかることに集中してくださいね。
ソースをかけ終わったら、乾くまでそのまま乾燥させておきます。

7.次はマヨネーズをたっぷりとかけて、トッピングをしましょう。
マヨネーズは細く波型にかけたいと思います。
ここで絞り袋を使ったソースのかけ方を実践してみましょう。

本物のクリームの絞り袋は柔らかくしっかりしたビニール製または布製ですが、
フェイクフード用の絞り袋はとても小さいので、ポリや硬めのビニールを使って自作します。
厚さは決まっていませんが、袋にしたときに押し出せる程度の柔らかさがあれば、
少し厚みがある方が扱いやすいと思います。

シートを丸めて先の細い筒状にし、綴じ目をテープでしっかりと貼り合わせます。
(写真ではわかりやすいように黄色のテープを使っていますが、普通のセロテープで大丈夫です)
この筒にマヨネーズを入れて、先端から絞り出しますので、
自分で絞りやすい大きさ、太さで作っておいてください。

絞り袋の準備ができたらマヨネーズを作ります。
マヨネーズは不透明でプルンとした質感のソースですね。
今度は木工用ボンドを利用して、このマヨネーズの感じを出してみましょう。

アクリル絵の具の白と、ごく少量の黄色を混ぜてマヨネーズの色を決めます。
色ができたら木工用ボンドと混ぜますが、絵の具の量に注意してください。
木工用ボンド10に対して絵の具0.5~1程度のごく少量で色を付けます。
絵の具が多いと、ボンドが乾いたときにペタッとなってしまって、
マヨネーズらしさがなくなってしまいます。
「主体はボンド、絵の具は色付けにちょっと」がポイントです。

ボンドに色が混ざったら、先ほど用意した絞り袋に詰めます。
つまようじですくって絞り袋に詰め込み、入れ終わったら広く空いている方の口を折り返して
テープで止めてしまいます。
こうしておかないと、絞った時に後ろ側からボンドがあふれてしまいます。

あとはマヨネーズをタコ焼きの上に絞るだけです。
絞り袋のとがった先端をほんの少しハサミで切り落とします。
切り落としたところから絞り出しますので、直径1~2mm程度の口が開くように切ってください。
あとは一気に波を描くように、マヨネーズを絞っていきます。
できるだけ一息で絞り切るように頑張りましょう。

8.もうゴールは間近です。仕上げの青のりと鰹節をかけましょう。
マヨネーズをかけ終わったら、マヨネーズが乾く前にトッピングをしてしまいます。
指でパラパラとバランスよく緑の樹脂粘土の粉をかけ、青のりが散っている感じにしてみましょう。
その上から樹脂粘土の鰹節を散らします。ふんわりとなるように配置してください。
鰹節はボンドだけでは接着し切れません。最後にニスを塗るまでは乗っかっているだけですので、
風で飛ばないように静かな場所で乾燥させましょう。
また、鰹節の方は無理に全部かけてしまわずに、少し残しておいてください。

マヨネーズの木工用ボンドが完全に乾いたら、ニスを塗ります。
このニスを塗るときに、鰹節が余っていればさらに追加してしまいましょう。
1度目のニスが完全に乾き、鰹節が固定されていたら、もう1度ニスを塗って仕上げます。
タコ焼きの側面にもきちんとニスがかかってツヤツヤとするように、丁寧に塗ってくださいね。

おつかれさまでした。夜店のタコ焼きの完成です。

まとめ

ソースにマヨネーズまでかけて、本格的なタコ焼きになりましたね。
2種類のソース、2種類の塗り方を使い分けて、立体的な作品になったのではないかと思います。
今回は作りませんでしたが、生地にあらかじめ紅ショウガやネギに見立てた赤・緑の樹脂粘土の小片を練り込み、
大き目に丸めてつまようじに刺した形なども、面白いと思います。
中身のタコも作って、かじりかけの形にすれば、さらに個性的な作品になりそうですね。

簡単だけど奥が深いタコ焼き。楽しく作っていただけたら嬉しいです。

 - フェイクフード

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