[初心者向け編み物]ぶきっちょさんでも大丈夫!カンタン指編みのマフラー
編み物って難しそう…
道具を揃えるのが大変そう…
いえいえ、そんなことはありません。答えは全てNO!です。
編み物は初心者さんからプロ級の玄人さんまで楽しめる、世界共通のクラフトワークなんです!
道具は必需品から、あれば便利なお助けアイテムまで様々ありますが、今回は毛糸とハサミさえあれば作れちゃう、指編みをご紹介したいと思います。
まずは毛糸選びから
指編みで一番大切なのは、毛糸選びです。
毛糸を選ぶのは、編み物で楽しい時間のひとつでもあります。何色にしょうかな、どんな種類にしようかな、とわくわくしながら出来上がりをイメージするのも編み物の醍醐味ですよね!
指編みはその名の通り、毛糸を指にかけて、指で編んでいくという技法なので、あまり細い毛糸は向いていません。
ではどんな毛糸が向いているのでしょう?
オススメその1 【ファンシーヤーン】
様々な形状変化をつけた糸の総称ですが、初めての指編みにはふわふわもこもこした毛糸がオススメです。
オススメその2 【スラブヤーン】
一本の糸の中で、太いところと細いところがある、ポコポコとした毛糸です。毛糸の太さが一定ではない為、編み目が多少崩れてしまっても目立ちにくく、初心者さんにオススメです。
指編みにチャレンジ!
お気に入りの毛糸は見つかったら、あとは編むだけです!
どのくらいの長さにしたいのかによって必要な毛糸の数は変わりますが、マフラーなら最後まで編み切って完成させることができます。
まずは一玉で、ミニマフラーを作ってみましょう。
1.利き手と逆の手をじゃんけんのパーの形にして糸の端を10cm程残し、親指に毛糸をぐるぐると3周させます。
(この時、きつく巻き付ける必要はありません。緩すぎても指から抜けてしまうので、程良い具合に巻き付けてみてください)
2.残りの指に毛糸をかけていきます。人差し指の前側→中指の後ろ側→薬指の前側→小指の後ろ側、と、上から見てみると毛糸が指の間を通ってジグザグになっています。そのまま、今度は小指の前側→薬指の後ろ側→中指の前側→人差し指の後ろ側、と毛糸をかけます。4本の指に、毛糸がチェーンのようにかかっている状態です。
3.人差し指に戻ってきた毛糸を、手のひら側に垂らします。人差し指を折り曲げ、毛糸を押さえるようにして巻き付いている毛糸にくぐらせます。
4.同じように、小指まで繰り返します。小指まできたら、同様に小指から人差し指まで繰り返します。
5.3~4を繰り返して、好みの長さまで編んだら、毛糸の端を指にかかっている穴に通し、指を抜いて閉じます。編んだ糸の間に毛糸をくぐらせて目立たないように端を切ったら完成です!
うまく指をくぐらせられない時は、しっかりと指を開いて毛糸をかけてみて下さい。毛糸に余裕ができて編みやすくなります。
「指で編む マフラー」
道具いらずの指で編むマフラー、いかがでしたでしょうか。
慣れてきたら、毛足の長いファーヤーンで編むのもオススメです。ゴージャスなミニマフラーが毛糸1玉で作れちゃいます!
同じ編み方でも、毛糸の種類や色でガラッと雰囲気が変わるのが編み物の大きな魅力です。
これをきっかけに、是非楽しい編み物の世界に足を踏み入れてみてくださいね!
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