100均の材料で手作りリースの作り方
2017/02/08
100円ショップにはリースに使える物がたくさんあります。
普通に造花などを使ってもいいのですが、今回は100円ショップの毛糸で“ニットリース”を作ってみました。
毛糸も、オーソドックスな物やラメが入っていてキラキラしている物などとても種類豊富です。
糸を選ぶだけで迷ってしまいそうですが、あまり太くない糸の方が編みやすいです。
お花、リボン、蝶、ポンポン・・・動画サイトで検索すると、いろいろなモチーフの作り方が紹介されています。
メインになるパーツをまず選び、それを中心に組み合わせるといいかもしれません。
いろいろあるモチーフの中でも、フラワーモチーフは作り方も簡単で1番使いやすいと思います。
大きさも様々ですし、形や色を変えるだけで全然違う印象になります。
小さい花を散りばめたり、重ね合わせたりしても使えます。
土台のリース全体にパーツを貼っていくパターンもありますが、何箇所かに置いていくのもシンプルでかわいいです。
今回はボリュームのあるバラのモチーフをメインに進めていきました。
編み方もとても簡単で、編み物が初心者の方でも編めます。
1つでもとても存在感があるので、何個か並べればとても華やかです。
鮮やかな色は使わず、白とベージュで全体的にナチュラルな感じにしようと思います。
あまり色に統一感が無いとゴチャゴチャしてしまうので、最初に色のイメージもだいたい決めておくといいです。
バラのモチーフは、私の好きなハピママさんの動画から参考にさせてもらいました。
小花もハピママさんのレシピです。
https://www.youtube.com/watch?v=FMxA1G5FHu8
https://www.youtube.com/watch?v=uSTVkuYT0d8
レース糸やコットンじゃなくても毛糸で編めます。
フラワーモチーフはいろんな形や大きさの物が紹介されているので、自分の好きな物を選んで編んでみて下さい。
毛糸はバラのモチーフと同じ白とベージュの糸で作りました。
アクセントに、天使のあみぐるみも作ってみました。
こちらもいつも参考にさせて頂くミータングさんのレシピです。
ちょっとかわいい色を入れたかったので、天使の服はピンクにしました。
これもお好きな色やキャラクターで編んで下さい。
あみぐるみの他に羊毛フェルトで作ってみてもかわいいと思います。
あとは木の実や松ぼっくり、リボンなども使っています。
これも毛糸で編んで作ってもかわいいと思いますが、小物類も100円ショップでもかなりいろいろ売っているので、今回は市販の物と組み合わせてみました。
お正月やクリスマスの時には、いつもは売っていない小物も店頭に並ぶので、そういう物を使って季節感を出してもいいと思います。
作ったモチーフや毛糸の色に合わせて選んでみて下さい。
ニットがメインのリースなので、あまり大きな物や色の派手な目立ってしまう物は避けた方がまとまった印象になると思います。
そのまま使ってもいいですし、花や木の実などはバラバラに切って使う時もあります。
飾りたいパーツが決まってきたら、いきなり貼り付けずに土台のリースの上に乗せてみて構図を決めます。
あまり難しく考えずに、円の左右のバランスや自分のイメージに合わせて、パーツを増やしたり減らしたりしてみて下さい。
いろいろ動かしているうちにぼんやりしたイメージも形になってくると思います。
私は最初にメインになる物やパーツを先に何となく選び、揃ってから配置をきめるので、使わなかったり余ってしまう事もよくあります・・・。
無い物を頭の中だけで構成するのも難しいですし、余ったパーツはまた他で役立ったりしています。
だいたいの配置が決まったら、貼り付けていきます。
土台に元々吊り下げられる輪が付いている場合は、それを上にして下さい。
接着する物もボンドやワイヤーなどいろいろありますが、グルーガンが1番使いやすいと思います。
グルーガンはかたまるのも早くていいのですが、とても高温なので気をつけて下さい。
つけた後にぎゅーっと押さえたい時は、ピンセットなどがあると便利です。
パーツを何個か重ねるなら、奥の物から貼っていきます。
今回このパーツは使っていませんが、私の場合、こういう長い物だったり枝や茎があったりする物は、リースの土台の木の隙間に差し込んでから接着します。
あまりに長い物は切ったりもしますが、ある程度差し込んでからグルーガンを流し込んだ方が固まるまで押さえていなくてもいいので接着しやすいです。
枝などが長くて土台と同色の時は、巻きつけてから接着する時もあります。
差し込んだ所が見えて気になる場合は、その上に違うパーツを貼って隠して下さい。
けどこれは人それぞれなので、やりやすいやり方でいいと思います。
土台に固定するだけではなく、モチーフをぶら下げたりリボンをぐるぐる巻いてみてもいいと思います。
最初、天使のモチーフはぶら下げようかと思ったのですが、足を前の方の位置に縫い付けたので下に座らせてみました。
全てのパーツが貼り終え、グルーガンが固まれば完成です。
伸びたグルーは固まってからだときれいに取れる場合があります。
その時一緒に貼ったパーツや土台まで剥がしてしまわないように注意して下さい。
特に毛糸のモチーフは糸がのびてしまったりほどけたりする場合があるので、固まってしまったら無理に取らない方がいいです。
毛糸でリースを作るのは初めてだったのですが、あったかい雰囲気のかわいい仕上がりになりました。
リースのパーツから作っていくので市販の物を組み合わせるより時間が掛かりましたが、1から作る分自分のイメージも膨らみますし、編み物も出来て楽しかったです。
モチーフの作り方を検索している時、小さい人形用の靴下やニット帽の編み方も見掛けました。
そういうパーツを組み合わせて、赤ちゃんが産まれた記念になるようなリースを作ってみたり、あみぐるみを使ったり輪の中に写真を飾って結婚式のウエルカムリースとかも作れるなぁと思いました。
クリスマスシーズンになると、どの100円ショップでもいろいろなアイテムがあってとてもかわいいです。
お正月のしめ縄もちょっとリースっぽくしたり、ハロウィンの時はかぼちゃやオバケのパーツでリースを作って玄関先に飾るのも素敵です。
壁に掛けるだけじゃなく、リースの輪の中にアロマキャンドルを置いて飾ればまた違う雰囲気になります。
お花のペーパーフレグランスを使ってお部屋や玄関、トイレの芳香剤を作る事も出来ます。
リース用のアイテム以外にも、ヘアアクセサリーのパーツを使ったり、ラッピングコーナーなどにもリースに使えそうな物はたくさんあります。
とても手軽に作れるので、私はお友達の誕生日にその人の好きな花や色でリースを作ってプレゼントしたり、母の日はカーネーションをリースにしてプレゼントした事があります。
造花を使えば長く飾れるし、とても喜んでもらえました。
造花を使う場合、全部100円ショップの物だとちょっと安っぽくなる場合があるので、本物のドライフラワーなどと混ぜて使うといいかもしれません。
リースをお部屋にちょっと飾るだけでとても華やかになります。
玄関のドアにリースを飾られているお宅も最近はよく見ます。
以前、アルファベットのパーツやコルクボードでかわいい表札をリースで作っているのを見た事があります。
アイデア次第で様々な種類のリースが作れます。
それにお値段も100円ショップなら数百円なので、季節や飾る場所に応じていろいろ作ってみると楽しいと思います。
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