簡単!子供用チューリップハットの作り方
子供の外遊びに必要な「帽子」
特に夏場はよく汗をかき、洗えたらいいなあと思うことがよくあります。そこで、おでかけにはなかなか洗うことが出来ない麦わら帽子、公園や水遊びには簡単に洗える布製のものをと使い分けることにし、作成したのがチューリップハットです。
用意するものは、
- コットン生地
- 必要であれば、帽子用のゴム(100均にもあります)
- お好みでトーションレース
です。
レースは市販のものでも、手編みしたブレードでもいいですよ。
1.まず、型紙を用意します。本にある場合もありますし、ネットで「チューリップハット 型紙 無料」で検索するとダウンロード出来るので、印刷したものをはさみで切るだけで簡単です。
2.生地に型紙を乗せてなぞってから、縫い代1センチをつけて切っていきます。測らなくても、だいたい1センチで切れば大丈夫です。表に6枚、裏に6枚使用します。色を変えたり、交互に使ってみたりと工夫してみましょう。
3.切った布を頂点からつばの方向にかけて1枚ずつ縫って繋げていきます。6枚繋いだら1枚目の反対側と縫うとほぼ帽子の形になります。頭頂部の部分が重なって少し縫いにくいですが、縫い代を同じ方向に倒して形を整えて縫います。これを表、裏、の2つ作ります。
4.お好みで表の布にトーションレースを縫い付けます。表と裏を合わせる前に飾りつけはしてしまいましょう。これは100均のトーションレースをミシンで縫いました。
5.表と裏を中表にし、帽子のつばの部分を縫っていきます。7センチほど残して返し縫いをしてミシンを終わらせます。縫い残した7センチの部分から表と裏をひっくり返します。
6.縫い残しの部分を折って、まち針で止めます。縫い目の部分がしっかりと端にくるように、目打ちなどを使って形を整えましょう。アイロンをかけると次のミシンがかけやすくなります。
7.端1ミリの部分をミシンで縫い一周します。これで開いていた7センチの部分も塞がりました。ミシンを1周しないと2枚の布がプカプカとしてしまいます。このようなミシンのかけ方を「布を押さえる」といいます。
8.必要であればあご紐(ゴム)を縫い付けます。
この帽子、布の端を処理する必要もなく、立体とはいえ、ほとんどが直線で縫うだけなのでとても簡単です。そしてこのように開くことが出来るので、洗濯して干せばあっという間に乾きます。
あご紐をつけなければ、リバーシブルとしても使えます。
この帽子は清潔を最優先にしたので、非常にやわらかい仕上がりです。小さく折りたたんでかばんに入れたり、車のシートのポケットなどに入れたりしておけるので、何かと活躍する機会がありました。
冬用の帽子を作るときは、厚手の布に接着芯というものを片方の布に貼り付けてから作ると、形がしっかりとした帽子になりますよ。
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