ハンドメイド専科

ハンドメイド好きのためのウェブマガジン

*

子供と一緒にプラ板ネームプレート

      2017/04/09

本サイトはプロモーションリンクを含みます。


こんにちは。今回はお子様と一緒に楽しめるプラ板ネームプレートの作り方をご紹介したいと思います。
まず最初にご注意いただきたい事なのですが、「お子様と一緒に楽しめる」と言いましても、プラ板遊びではオーブントースターを使用し焼いて高温になったプラ板を使用します。当然ですが火傷の可能性もゼロではありません。
ですので、お子様の年齢としましては最低でも小学校に入学している年齢以上で楽しんでいただきたいなと思います。
そうは言ってもプラ板遊びはとても楽しくて、子供にとっはとても夢のある工作遊びだと思いますので、是非お子様と楽しんでいただけたらいいなと思います。

材料

では今回使用する材料のご紹介をしますね。

  • プラ板(100均の物で大丈夫です。)
  • 下絵を描く紙
  • 油性ペン
  • アクリル絵の具
  • 水性ニス(透明)
  • パンチ(100均の物で大丈夫です)
  • キーホルダー用ボールチェーン
  • アルミホイル
  • クッキングシートを巻いた押さえ用板2枚(厚手の雑誌2冊とクッキングペーパーでもOKです)
  • ハサミ
  • 火傷防止の綿の手袋(軍手でも大丈夫です)

以上の物を用意してください。

作り方

では作り方を説明しますね。
まず最初にお子さんと一緒にお好きなイラストや模様を紙に大きめに描いてください。
この時に描くサイズは今回使用するプラ板の収縮率に合わせて完成サイズの約4倍で描いてください。
※プラ板の種類によってそれぞれ収縮率が違いますので、外袋に記載されている収縮率を逆算してから下絵をそのサイズに合わせて書いてくださいね。

下絵が描けましたら、その下絵の上にプラ板を重ねて油性ペンを使って下絵をプラ板に写し取ってください。下絵には名前を書くスペースも作っておいてくださいね。
次に、写し取った絵をハサミを使って輪郭より少し大きめに切り取ってください。
この時プラ板の角や尖った部分が無いように角を丸く切ってください。角が有ると焼き縮めた時にその部分がとても鋭くなって怪我をする恐れがあるからです。
下絵が切り離せましたら、今回はネームプレートを作成しますので空白部分にお名前を書き込んでください。
そしてプラ板の端の方にパンチを使って穴を開けます。この時あまりギリギリの位置に穴を開けると焼き縮めた時に脆くなってしまいますので、縮率1/4の場合は端から1,2cmくらい離した位置に穴を開けましょう。

そして次に軽く丸めて広げなおしたアルミホイルにプラ板を乗せてオーブントースターで焼き縮めます。この時の焼き時間の設定は、私の場合はトースト1枚分の設定でオーブントースターから目を離さないようにしています。
取り出し目安は一度丸まってからまた平らに焼き縮まり落ち着いたあたりです。
※この焼き時間もプラ板によって違いますので外袋に記載がある場合はそちらも参考にしてください。
焼き縮まったら綿の手袋をしてオーブントースターからプラ板を取り出してください。
この時プラ板はとても柔らかく熱くなっていますので火傷には充分に注意して、できれば大人が取り出すようにしてください。
そしてクッキングシートを巻いた板の間に挟んで平らに延ばしましょう。板がない場合は雑誌などでも大丈夫です。
※ここでどうしてクッキングシートが必要なのか説明します。
クッキングシート無しで板や雑誌に焼けたプラ板を挟むと雑誌などの色がプラ板に移ってしまったり紙がプラ板に張り付いてしまったりします。板の場合は板目の模様がプラ板に移ってしまうことがありますのでクッキングシートを巻くことによって色移りや柄移りを防止しています。

プラ板が焼き縮まり完成サイズになりましたら、次は着色をしていきます。
色は裏側から塗っていきますので、プラ板を裏返して文字が逆さになるようにしてください。
そしてアクリル絵の具を使って塗り絵の要領で色を塗っていってください。
もし失敗したと思ったら、絵の具が乾くまで待ってはみ出した部分を慎重に爪楊枝などを使って削り取りましょう。

色が塗れましたらしっかりと乾かして水性ニスを裏側に塗りましょう。ニスが完全に乾いた
らパンチで開けた穴の部分にボールチェーンのキーホルダー金具を通して完成です。

女の子の場合、もっとキラキラかわいくしたいという時は、ネイルアート用のストーンやモチーフを変性シリコン系のボンドで接着してみたりして飾っても可愛くできると思います。
※どうして変性シリコン系のボンドを使用するのかと言いますと、通常のボンドでストーンを接着するとストーンの透明感が損なわれ白く曇ってしまいます。変性シリコン系のボンドの場合は硬化した後は透明のシリコン素材になりますのでストーンが白く濁ったり曇ったりすることがありません。
ですので、ストーンや金属モチーフなどを接着する場合は必ず変性シリコン系のボンドをご使用ください。

いかがでしたでしょうか?

お子様と一緒に世界に一つだけの手作りネームプレート。可愛くできましたか?今回の作り方を応用してしおりやマグネットなんかも作れますので、お子さんと色々と作って遊んでみてくださいね。

 - プラバン(プラ板)

  関連記事

プラ板の塗り方(着色方法)

こんにちは。今回はプラ板の着色方法に絞っていくつかのバリエーションでご紹介しよう …

プラ板で手作りブックマーカー(本のしおり)♪

今日はプラ板を使って簡単で可愛いオリジナルブックマーカーの作り方をご紹介しようと …

プラ板で立体的なお花に挑戦!

こんにちは。今回は今ひそかにブームのプラ板を使って立体的なお花のアクセサリーの作 …

キラキラ綺麗なラメをプラ板に塗る方法

こんにちは。今回はプラ板にラメを塗ってキラキラ可愛くゴージャスなアイテムを作って …

プラ板でパズルピース形の作り方

こんにちは。今回はプラ板を使ってパズルピースの形をしたアクセサリーやキーホルダー …

プラ板でかわいい髪ゴム(ヘアゴム)の作り方

こんにちは。最近ではもう誰もが知っているように根付いてきたプラ板ハンドクラフト、 …

手軽でかわいいプラ板で作るウェディング小物

こんにちは。今回はプラ板を使ってウェディング小物の作り方を紹介したいと思います。 …

プラ板で作ったモチーフにビーズやビジューでデコレーションする方法

こんにちは。今回は大人の本気プラ板アクセサリーに必須と言っていいほどのテクニック …