ハンドメイド専科

ハンドメイド好きのためのウェブマガジン

*

[中級者向け]毛糸の帽子の編み方

   

本サイトはプロモーションリンクを含みます。

nittobou2
長々編みで毛糸の帽子を作りましょう。初めて作った理由は、耳までカバーするものが欲しくて…編み図はなく、自分や子どもの頭に合わせながら、編み進めていきました。
nitto1
編み始めは下から4センチくらいのところです。

1、頭を1周する長さの鎖編みを編み、引き抜き編みをして輪にします。

2、写真では立ち上がり鎖4目をして、長々編みを4目、鎖1目を繰り返して一周し、引き抜き編みでくっつけています。(ところどころで鎖編みをすると、仕上がりが軽くなるためです。機密性の高いものが良い場合はすべて長々編みが良いです。)

3、立ち上がり自分の頭の大きさに合わせ、4~5段同じように編んだら、次の段から「2目一度」の長々編みをし、段毎に減らしていき、丸くします。最後12目くらいになったら「6目一度」をして糸を絞って帽子の頂点にします。

4、耳当ての部分に糸を付け、引き抜き編みをして、編んでいきます。長々編みを平編みで往復していき、段毎に両端を「2目一度」で減らして半円のような形にします。

5、両耳当てが編めたら、おでこと後頭部の部分を調整します。耳当ての間を、写真ではこま編み、鎖編みと繰り返し、次の段では前段の鎖編みの部分にこま編みをあんで、「市松模様」のようにしています。欲しい長さになるまで繰り返します。

6、帽子の頂点の部分にポンポンをつけます。ポンポンは小さいメモ帳などに毛糸をぐるぐると巻きつけ、メモ帳を外して真ん中を同じ毛糸で堅結びします。両端の沢山の輪になっているところをはさみで切れば出来上がりです。同じ毛糸で頂点に縫い付けます。

7、耳当ての下には毛糸3本取りで作った三つ編みを飾りでつけています。

前後が同じでもいいですし、こま編みをするときに長さを変えて、後頭部をより暖かい形にすることもできます。
毛糸で帽子を作る良い点が、失敗したり、サイズが合わなくても、解いてやり直すことができるという点です。何度か調整するうちに、編み図なしでもオリジナルの帽子が作れます。

 - 編み物

  関連記事

刺繍糸でミサンガの作り方と利用法

1.刺繍糸(手首に巻くには80センチくらい)を6本(太いのがいい場合は8本)用意 …

[初心者向け編み物]ぶきっちょさんでも大丈夫!カンタン指編みのマフラー

編み物って難しそう… 道具を揃えるのが大変そう… いえいえ、そんなことはありませ …

平編み(細編み)の編み方。正方形や長方形に編んでみよう!

編み物を始めた人は、編み図で記号が沢山出てくると、よく分からなくなってしまうこと …

道具不要!すぐ始められる初心者向け編み物キット6選

「編み物をはじめてみたいけど、道具や材料、教本を揃えるのはハードルが高い」「キッ …

初心者でも簡単!あみぐるみの作り方

あみぐるみは、立体になっているとはいえ、ほとんどが 「こま編み」「こま編み2目を …

【かぎ針編み方】初心者でも簡単に作れる!四角い雑貨の作り方

編物で使用するかぎ針とは、その名の如く、先がカギ状になっている針のことです。 作 …

手作り編み物のマフラー用!フリンジの作り方

フリンジと聞いて、ピンと来ない人もいるのではないでしょうか。マフラーやストールの …

初心者でも作れる帽子の編み物!簡単子供用ニット帽の作り方

編み物をする際に使用するのは、棒針、かぎ針がメジャーですが、輪になっているものを …

ハンドメイドの販売、特に編み物を売る時に気を付けること

自分で作品を完成させることができたら、今度は販売してみよう!と考える人も多いと思 …

かぎ針編み物で帽子を作ろう!無料編み図紹介中

これから冬本番ですね。そんな時に大活躍するのが、暖かい毛糸の帽子です。 今回は、 …