初めてハンドメイド(編み物)をしたのはいつですか?

初めてハンドメイドをしたのはいつですか?
初めてハンドメイドと言えるものを作り始めたのは、小学校の低学年の頃です。両親が仕事をしていたので一人で留守番をしなければならない私に、祖母が「ちょっとやってみる?」と編み物を教えてくれたのが最初です。
初めはかぎ針の持ち方と簡単な編み方を教えてくれました。慣れてきたころに教えてもらいながら初めて作ったのは、小さな「ウサギの編みぐるみ」でした。ピンクの毛糸で編んで、耳としっぽは白い毛糸でポンポンを作って付けて、目は黒いボタンを付けて出来上がりです。
子供だった私は、毛糸を編んで少しずつ形になって、最後には可愛い編みぐるみになるのがとても不思議で、その上それが自分で作れることの驚きとうれしさでいっぱいでした。その時から学校から帰っては両親が帰ってくるまで夢中になって編んでいました。
今思うと、この祖母が教えてくれたかぎ針編みがハンドメイドを始めるきっかけ、大好きになるきっかけだったと思います。
作品を誰かにプレゼントしたことはありますか?
20歳の頃に、私に編み物を教えてくれた祖母にワインレッドのベストを作ってプレゼントしました。ぽっちゃりした祖母の体系に合わせて作るのはちょっとたいへんでしたが、楽に着てもらえるようにゆったりしたサイズで作りました。
祖母は出来上がったベストをとても喜んでくれて「私もまた編み物がしたくなってきちゃったわ」と、また高齢のためにしばらく出来なかったた編み物をまた始めたそうです。数年前に祖母はなくなりましたが、編み物を教えてくれた祖母にとても感謝していますし、喜んでもらえて本当にうれしかったのを今でも覚えています。
ハンドメイドはどれ位好きですか?今後はどのように取り組んでいきたいですか?
編み物は、毎日やっていても飽きないくらい好きです。一年中、何かしら作っています。冬はもちろんマフラーや帽子などの小物からベストのように着るものまで、夏はショールやボトルケースなどの雑貨を、少しでも時間があれば手を動かしてしまいます。いつも手の届くところに作りかけの物が2つくらい置いてあってテレビを見ながら、音楽を聴きながら、誰かとお茶をしながらでも何か編んでいます。
子供が小さいときは、なかなか時間が無くて編み物からは少し離れていましたが、子供が大きくなって自分の時間がすこしずつ増えてきていろいろ作っています。
ですが最近になって自分の中で変わってきたことがあります。今までのように手軽に早く出来る物をたくさん作ることよりも、自分が作るものを「作品」として、一つ一つを大切に、気持ちを込めて、丁寧に時間をかけて作りたいと思うようになってきました。
今まで作ってきた物も大切に作ってきたことに変わりはないのですが、これからはゆっくり時間をかけたいと思うようになりました。
「デザインを決めて、糸を選んで、ゲージをとって、ひと目ひと目丁寧に編む」こういう工程も大切にして、自分だけの「特別な作品」を作りたいと思っています。
そうして、ひとつくらい「私ってすごい」と思えるような作品が作れたらいいなと思います。
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