ソーイング男子と名乗るなら絶対できて欲しい裁縫BEST5!
2016/10/23
ソーイング男子という言葉を聞いたことがあるでしょうか。その名の通り、趣味でソーイングをやっている男子のことで、裁縫男子、手芸男子とも言うそうです。
袋やリュック、帽子を作ったり、ステージ衣装やコスプレ衣装を手作りするだけでなく、中には型紙を起こすところから仕上げに至るまで、かなり本格的に勉強し、専門家が作る様な作品を作っている人もいるようです。
私が学生の頃は、女子は家庭科がありましたが、男子は技術で木工や機械工作などをやっていて、小学校の時に手縫いで手提げ袋を作って以来針も持ったことが無い、という人も多かったと思います。今は男子女子と分けることなく家庭科も技術も必修で、小学校からミシンの使い方を習うところもある様です。
ファッションや料理に興味を持つように、服が好きで、物を作るのが好きな男子がソーイングを始めるのも自然なことかもしれません。
もっとも、ソーイング男子の中には、大人になってからソーイングを始めた、男子と呼ぶには少々疑問な方々もおられる様ですが。
今の時代、女性が働いて生計を立て男性が主夫に専念していたり、男性が一人で仕事と子育てを両立していることも珍しくなく、保育園のお子さんの為に凝ったキャラ弁を作るお父さんの話もよく聞きます。そんな男性たちに覚えておいて欲しいソーイングをベスト5として紹介したいと思います。
1位)ボタン付け
買ったばかりのシャツが、一回洗濯しただけでボタンがとれてしまったことは無いでしょうか。ソーイングの中でも一番頻度が高く、どんなにソーイングが出来なくても、これだけは覚えておいた方がよいと思います。
2位)ほつれ直し
気に入った服を長く着ていると、どうしても裾や脇がほつれてきます。布の劣化により薄くなっている場合を除けば、ほつれを直すことによって大切な服をもう少し長く着ることができます。
3位)ゴムの入れ替え
パジャマや下着などウエストがゴムの場合、ゴムが伸びたり切れたりします。最近は本体とゴムが縫い付けてあってゴムの交換が出来ない物も多いですが、覚えておくと便利です。私はウエストをひもを結んで調節するタイプの部屋着は、いちいち結ばなくても良いようにひもをゴムに入れ替えることもあります。
4位)裾上げ(まつり縫い)
裾上げの時、ミシンを使わずに布地の糸をすくうように縫うと表側に縫い目が出ず、きれいに仕上がります。最近は買ったお店で裾上げをやってくれたり、アイロン接着ダイプのテープもありますが、縫い方を覚えておくと、ネームタグやゼッケンを付ける時などに応用できます。
5位)アップリケ(まつり縫い)
アップリケと聞くと、穴が空いたところのつぎ当てのイメージがあるかと思います。もちろんつぎ当てにも使えますが、私は娘が小さい時に、自分の物が分かる目印としてアップリケを付けていました。ただの既製品が世界に一つだけの物になりますし、お子さんが気に入った物を選ぶと、お子さん自身がその物に愛着がわいて、こちらが思った以上に大切にしてくれたりします。
いかがでしょうか。すこしでもソーイングに興味をもっていただけたら、幸いです。
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