[ハンドメイドコラム]知ったら作ってみたくなります。糸と針を使って描く刺繍の魅力
刺繍と聞いて持つイメージは・・・
綺麗、かわいい、細かい、面倒くさそう、時間がかかりそう。少し高級な感じがするという人もいます。
確かに、刺繍の入った洋服や小物はそういう場合もあるかもしれませんね。
一般的に刺繍と言われるものはフランス刺繍です。よく見かけるところではハンカチやストールなどで、刺繍教室といえばフランス刺繍を教えてくれるところが多いです。
その他には、チャイナドレスなどに施されている中国刺繍、タペストリーやクッションカバーなどのインテリアで見かけるスザニ刺繍、ノルディック柄に代表される幾何学模様のノルウェー刺繍、そして和服を彩る日本刺繍。
どの国のものも色鮮やかで美しいです。
もし家で、自分で刺繍をするなら、大作は無理でも小さな刺繍をプラスするだけでずいぶんイメージは変わります。
例えば、真っ白なシャツの襟やポケットにイニシャルを刺繍したり、シンプルなTシャツの胸に一輪の花を刺繍したり。
色を幾つか使ってももちろんいいですが、あえて一色だけで刺繍してもセンスよくみえます。
刺繍のいいところは、数センチ四方の小さなデザインでもかわいく仕上がり、線やドットをランダムに刺しただけでも素敵になるところです。そして何より、暖かい感じ、ハンドメイドの良さが出ます。
子供の服や持ち物にも是非、刺繍をプラスしてみてください。
既製のデニムパンツやスカートにも、かわいい動物や車などを加えてあげるとオリジナルのお洋服が出来上がります。ワッペンと合わせてたくさん付けると、ブランド物のような感じになりかわいいです。
ワンポイント刺繍は、そのデザイン本がいろいろ販売されていますので書店で探してみましょう。キャラクターやアルファベット、花や動物など見ているだけでも楽しいです。
もっと華やかにしたい時はビーズ刺繍、リボン刺繍などもおすすめです。
糸にビーズやスパンコールを刺しながら刺繍したり、糸の代わりに細いリボンを使って刺繍をしたりするときらびやかでパーティー用の小物などにもぴったりです。
ひとつひとつ丁寧に刺していきイメージしていたとおり出来上がった時の達成感は、絵を描くことに似ているのではないでしょうか。色を合わせたり糸の素材を変えたりすれば思いもかけない効果が生まれ、素朴な物からアーティスティックな物まで楽しめます。
ちょっとしたひと手間で手作りの良さとオリジナル感を演出できる刺繍。
興味が湧いた方は手芸店を覗いてみてくださいね。
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