【現役作家の声】アクセサリー作りの仕事とは？嬉しい事・大変な事

不況のさなか社会に出てようやく就いた勤務業を辞めてしまい、ハンドメイドでお店をはじめました。自分の店をもってから今考えることは「もうちょっと貯金しておけば良かったな」と後悔しています。

アクセサリー作りに関してはそれこそ中学生から始めていましたのでこうしたらもっと可愛いものになるな。とか素材を変えれば耐久性が変わるな。などなど試行錯誤はとても楽しいもので今でもそれは変わりません。

大変な点

アクセサリー作りを仕事にして大変なとこは、作品を作る工程で、ヤスリや刃物も扱いますので、手に小キズは絶えません。さすがに流血ざたにはしませんが汚れが商品につかないよう、気を使います。
制作工程での大変さは、自分の器用さレベルを上げれば問題なくなりますが、ずっと付きまとうであろうと思われるのは金銭に関してです。
もっといい物を作りたいな。そのためにこの道具がいる。
新しいアクセサリーを作るときに、この材料が必要なんだ。という時には必ず購入費用をかけなければなりません。
それこそ始めたばかりの、個人の事業に融資してくれるところは少ないでしょうし、自分の貯金を切り崩しながらの生活になったり、バイトをしながらの生活になります。
自分がもっと上手に損得勘定が出来る人なら良かったのに…なんて思うことも多々あります。
ですが、嘆いているばかりではダメですよね。勉強も大事なことです。検索ページでやりくりの方法を調べたり、図書館を利用すれば、あまりお金をかけずに済みます。
地域で変わると思いますが図書館のパンフレットに事業主向けのセミナー情報が記載されていたりします。
近所に図書館がある場合は是非利用したいですね。

取引・接客

接客に関しては楽しいことも辛いこともあります。
理不尽なクレームはまだ来たことはないのですが、私の説明不足でお取引がキャンセルになったことがあります。そのときはすごく落ち込みました。
指摘してくださったところを何度もチェックして、それからは今のところ問題は起こってません。
過ぎてしまえば、ためになるありがたいクレームでした。

嬉しい点

一番嬉しいことはお客様からの着用画像を受け取った時です。SNSで連絡いただけたときは、いいね！もリツイートも何回もしたくなるほど嬉しいです。
あとはカップルの方がご購入の際にプレゼントにするんです。と教えて下さる時も、妙に気合が入ります。
自分の作品をプレゼントにしてくださるのはとても光栄です。期待されてきた分だけやっててよかった。この道を選んで間違いではなかったんだ。と確信できます。
素敵な作品を作るのも達成感がありますし、それをお客様に気に入っていただける。これ以上のやりがいは他にないではないでしょうか。