タティングレース-アクセサリーの作り方の流れ
何を作るかを決める
まず、何を作るのか決めましょう。
自分の作りたいもの・身につけたいものでいいのですが、初心者の方は、編む量が少なくてすむ平面的なピアスがいいかと思います。
編み図を探す
近くに大きな手芸屋さんや本屋さんがあるなら、タティングレースの書籍を探しましょう。
インターネットで公開されているフリーパターンを使うという手もあります。
本をネット通販で買うなら、必ずレビューを読んで自分のレベルと好みに合致していることを確認してください。
ネットで検索するときには、「タティング ピアス 編み図」ように具体的な品名を入れたらいいですよ。
初心者の方は、シャトル1個で編めるパターンにすると比較的簡単です。
道具と材料を揃える
用意した編み図で糸の指定がされている場合はそれに従うのが無難ですが、アレンジしたい場合はお好みの色や太さの糸を準備してください。
シャトルは「クロバー」ののモノが手に入りやすいです。個数は編み図に表記してあるかと思いますが、ツノ付きのものが使いやすいですよ。
糸始末用に刺しゅう針も用意してください。
アクセサリーに仕立てるための金具がいる場合はそれも忘れずに購入しましょう。
基本の編み方
初心者にとって最初の難関は「目を作る」事ですので、基本の編み方を簡単にですが解説しておきます。
シャトルの柱にあいている穴に糸を通し結びつけ、ツノを左上に向けて手前から向こう側に糸を巻いていきます。
シャトルを真上から見たときに、両脇から糸がはみ出さない程度に巻きましょう。
基本の目を練習する際は、「リング」より「ブリッジ」で練習した方がやりやすいと思いますので、ここではブリッジで説明します。
糸を2本用意し、糸端を一結びしておいて下さい。違う色の糸を用意すると、わかりやすいです。
シャトルのツノを上に向けて、右手に持ちます。
右手の上にシャトルから伸びている糸をかけてください。
糸玉から伸びている糸は、左手にかけます。
人差し指とシャトルの間を滑らせるようにして糸玉の糸を通し、シャトルと親指の間を通って糸を戻します。
上の写真のようになったら、左手の糸を緩めてシャトルの糸をピンと張ります。
上の写真のようにシャトルの糸が芯になれば成功です。最初に作っておいた結び目の際に寄せてきてください。
これで表目が編めました。
次に、裏目を編みます。
表目と違い、右手に糸をかけずにシャトルの下を通して、上を通って戻ります。
そして、表目と同じように左手を緩めて右手をピンと張ります。
これで1目と数えます。
ややこしく感じるかもしれませんが、なれると手元を見なくても編めるようになりますよ。
編み終わり
編み終わったら、刺しゅう針を使って糸始末をします。
糸端を針に通し、編地にくぐらせてから際でカットしておしまいです。
後は編み図の指示に従って、金具や飾りをつけて仕上げてください。
まとめ
駆け足になりましたが、タティングレースでアクセサリーを作る際の流れを説明しました。
ドイリーを作るのは手間がかかりますが、アクセサリーなら割と手軽にできるかと思います。皆さんもタティングレースに挑戦してみてください。
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