ビーズアクセ作りの基本は配色
ビーズアクセを作ってみたいけど、私は不器用だから細いテグスで複雑に編んでいくなんてムリ、と思っている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
でも実はビーズアクセも、テクニックなんてなくてもOKなのです。いいビーズをセンスよく配置していけば、それだけでとっても見栄えのするアクセが作れてしまうんですから。
そしてその「センス」が最も発揮されるのが「配色」です。
例えば、夏に向けてブルー系のネックレスが欲しいな、と思ってネットショップの販売ビーズ一覧を見ると……ブルー系のビーズってこんなにあるの? っていうくらい種類がありますよね。
その中から、どれとどれを組み合わせればセンスよく仕上がるのか、そのヒントを簡単に説明していきます。
では、ビーズアクセ作りの定番、スワロフスキーのカラーを具体的に挙げてみましょう。
スワロフスキーの場合、ブルー系と分類されているカラーは15~16色くらいでしょうか。
この中で特にわかりやすいのは、黄味が強いブルージルコンですね。この色は、かなりグリーン寄りのブルーです。
反対に黄味が全くないのがサファイア。サファイアにはライトサファイアやインディアンサファイアもありますが、どれもほぼ黄味のないブルーです。
ポイントのひとつめは、金具の色。
黄味のないブルー系ビーズをメインに使うときは、金具は銀色を使うと上品な感じになります。
そしてブルー系でも黄味の強いビーズを使うときは、金色の金具を使うと華やかな感じになります。
そして組み合わせるビーズの色。
黄味のないブルー系ビーズなら、同じく黄味のない色を選びます。白、黒、グレー、透明色など、無彩色を合わせるのが一番無難です。
スワロフスキーのサファイアなら、チェコのファイヤポリッシュでも透明色にラスター加工がしてあるものなどを合わせると、上品な中に華やかさがプラスされた感じになります。オパール加工してある白ビーズもオススメです。
黄味のないブルー系の中で、ややくすんだ色味をしているモンタナやデニムブルーなどは、シルバーグレーの淡水パールとすばらしく相性がいいです。
デニムブルーのソロバン4ミリと、同じく4ミリ程度のシルバーグレー淡水パールなら、ただ交互にテグスに通していくだけで、本当に上品なネックレスが作れますよ。もちろん金具は銀色を使用してくださいね。
黄味のあるブルー系ビーズは、同系色でまとめるのもいいですが、思い切ってイエロー系やブラウン系のビーズを合わせると、ぐっとおしゃれな感じになります。
スワロフスキーのインディコライトなどは、天然石スモーキークォーツと合わせてみると意外なほどシックな配色になります。
また、同系色というのなら、ブルー系よりグリーン系を合わせてみるのもいいでしょう。
スワロフスキーのブルージルコンに天然石ペリドットを合わせると、ブルーグリーンのさわやかさの中にもやわらかみのある配色になります。
そしてもちろん、いずれも金具は金色がオススメです。
本当に、配色と素材を選びさえすれば、ただ順番にテグスに通していくだけで充分見映えのするネックレスになります。
ぜひ試してみてください♪
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