ハンドメイド専科

ハンドメイド好きのためのウェブマガジン

*

編み物での糸のつなぎ方【かぎ針編み~細編み~の場合】

      2017/01/18

本サイトはプロモーションリンクを含みます。

作品を作っているときに、糸が足りなくなって新しい毛糸を使うことはよくあると思います。他にも、色を変えたい!など意外と糸をつなぐ場面って多いものですよね。
人によって様々なつなぎ方があるようですが、結んでしまうと結び目が気になる人も多いのではないかと思います。
今回は、簡単で結び目ができない糸のつなぎ方を紹介するので良ければ参考にしてみてくださいね。初心者の方でもわかりやすいように細編みで実践しています。
コースターなどの小物や、ニット帽の模様などに少しだけ糸を変えたいときは是非試してみてください。

1.まず最初に編んでいる糸が残り少なくなってきたら、次の糸を一緒に引き抜く。
細編みの頭にかぎ針を通して、糸をとってくるときに新しい糸と最初に編んでいる糸の2本を一緒に抜いてきます。
少し持ちにくいかもしれませんが、糸端は後ほど処理できるのであまり気にせずに。
この2本を通常引き抜いてくる1本だと置き換えるとわかりやすい作業になると思います。(写真ではわかりやすいように新しい糸に、赤色の毛糸を使用しています。実際は同じ毛糸でつなぐことが多いと思います。)

2.細編みの頭から引き抜いてきたら、引き抜いてきた糸と針に残っている糸の2本を、もう一度引き抜いて作る細編みの頭を、この場合は3本と考えて糸を引き抜きます。
この時、新しい糸だけで引き抜きます。最初に編んでいた糸は一緒に引き抜きません。裏側になるように置いといてください。(写真では右側の赤色で、残りの毛糸をすべて引き抜きます。)

3.つないだ部分の細編みができたら、最初に編んでいた糸と、新しい糸の2本の糸端が残っているので、裏側に編み込んで処理しても良いですし、通常の糸端の処理のように綴じ針を使って裏側に処理しても大丈夫です。
糸端が短いときは、編み込んで処理する方法が良いと思います。あまりにも糸端が短いと綴じ針を使うのが難しいと思うので気を付けて下さい。
写真は糸をつないでから数回編んだものです。

写真と文章ではよく分からないと思いますが、数回やってみると慣れてくるので出来るようになりますよ。
帽子やセーターなどを編んで、サイズ調整したい場合があるとか、作品を作り直したい人には結ばない方法がオススメです。
今回紹介した方法は細編みですが、基本的な考え方は長編みでも同じだと思います。長編みの頭を引き抜くときに新しい糸を一緒に取ってくる、という考え方でつなげることができます。

紹介したつなぎ方は、とても簡単な方法なので実践してみてください。

 - 編み物

  関連記事

編み物の簡単な作り方 ・・子供用の帽子

かわいいお子様に、ママの愛情たっぷりのオリジナルの手編みの帽子をかぶせてあげませ …

かき編み上達のための、色替え練習と虹のモチーフ作り

こま編みをしながら、途中で糸の色を変えてみましょう。 編み方はこま編みです。 糸 …

道具不要!すぐ始められる初心者向け編み物キット6選

「編み物をはじめてみたいけど、道具や材料、教本を揃えるのはハードルが高い」「キッ …

編み物初心者の方向け!棒針の作り目3種類

棒針を使うときの作り目の説明をしたいと思います。作り目にはいくつかの方法がありま …

編み物初心者でも簡単!かぎ針縫い小物の作り方「お花モチーフ編」

お花のモチーフ 細編みとくさり編みを使って編む、かぎ針編みの基礎がたくさんつまっ …

編み物
鎖(くさり)編みの編み方を初心者にも簡単解説!

鎖(くさり)編みを編んでみよう! 針と糸の持ち方が分かったら、まずは基本の鎖編み …

ハンドメイドの販売、特に編み物を売る時に気を付けること

自分で作品を完成させることができたら、今度は販売してみよう!と考える人も多いと思 …

ベビー用品の無料編み図が掲載されている編み物ブログ

有名な作家さんの作品から手作り大好きな方からの投稿作品など多くのブログがあります …

棒針で簡単にできる小物編み物をしてみた!マフラー編

私は雪国に住んでいます。一年の1/3が雪の季節である為、吹雪や極寒の中通学する娘 …

編み図の読み方を丁寧に解説!今回題材はニット帽の編み図

ニット帽の編み図の読み方を説明します。 まず使う針ですが、輪針で編むと最後にすく …