リバーシブルでも使える手提げかばん[子供用にも最適]

一枚の布でつくると、裏側にはかならず縫い代が見えてしまいます。ロックミシンで処理すれば割ときれいになりますが、普通のミシンのジグザグ縫いだと、時間もかかるし、あまり綺麗にならないなあと思うことがあります。
私はこの「端を処理する」というのがあまり好きではありません。そんなときは、同じ大きさで2枚の袋を作り、縫い代を2つの袋で隠すように縫い合わせて作っています。

内側はマチの部分と同じピンクの布で同じ大きさの袋を三角マチで作って入れてあります。
外側は家に余っていた布を組み合わせてパッチワークにしてあります。これはキルティングの布ではなく、普通の木綿の布なので、パッチワークをしたほうの布の裏にキルト芯という平らな綿をつけています。パッチワークの柄を押さえるように、柄の上を直線縫いしてつけています。キルティングで気に入った柄の布がない場合は、キルト芯を使えば丈夫なバッグが出来上がります。

同じ手提げかばんの反対側です。ポケットをつけてみました。チャックの部分は100円ショップで売っていたレースつきのものを使用しています。手さげにポケットがついていると、図書館のカードや習い事の会員証など、ちょっとしたものが入れられて便利です。
ハンドルの部分には余り布で作ったリボンにくるみボタンをつけたものを飾っています。
このバッグの外側の袋は、三角マチではなく、側面から底の部分を一枚の長い長方形でつけています。
この形にするとき、角の部分をミシンで縫うのは少し難しいので、手縫いで簡単にしつけをしてからミシンをかけると綺麗にできます。
マチの部分の色を変えたいというこだわりがなければ内側同様、三角マチの袋を作るのが簡単です。
内側の袋を5~6センチ長めに作っておき、外側の袋の中に入れます。このとき、縫い代が見えないように入れます。はみ出た部分を外側に折り返し、端の部分を隠すように半分に折ってまち針で止めていきます。ハンドルも位置を調節してまち針で止め、ミシンをかけています。こうすると、布の端の処理をしなくて済み、かばんの口も出来上がって、一石二鳥です。ハンドルの部分は布と重なっている部分を四角に縫って頑丈にしておきます。
この作り方は袋を二枚作る必要がありますが、裏も縫い代がなく、すっきりとしています。とても綺麗に仕上がるので、私はこの作り方が好きです。リバーシブルとしても使えるので、布選びが楽しくなります。
関連記事
-
-
【洋裁】洋服作りのためのおすすめ書籍
なんとなく洋裁に興味をもっている方や、経験ないけどやってみたいと思っている人は多 …
-
-
すぐできてかわいいハンドメイド雑貨!布のお花は飾っても、つけても素敵。作り方をご紹介
ポーチやバッグを作ったけれどなんだかちょっと物足りないなぁ、などと思ったことはあ …
-
-
【新生児・乳児】ベビー服をサイズアップする4つの方法【赤ちゃん服のリメイク】
「昨日より明らかに大きくなってる!」と感じるくらい、日に日に大きくなっていく赤ち …
-
-
[作り方]保冷用の買い物バッグをハンドメイド。簡単アイデアいろいろ
みなさんは、買い物のときにエコバッグなどを持っていきますか? 食品売り場では保冷 …
-
-
[手作り保育園バッグ]ミシンがなくても大丈夫!手縫いで作る裏地付き通園バッグ
ミシンがない!でも、せっかくだから手作りで通園バッグを作りたい! 手縫いは確かに …
-
-
[作り方]保育園には手作りバッグを、楽しく作って楽しく登園!
保育園、幼稚園、習い事などが始まるとバッグが必要になりますね。小さい子でも持てる …
-
-
【洋裁の基礎】「ドレメ式」と「文化式」の違い
「ドレメ式」とか「文化式」だとか これに限らず 洋裁の本の中を見てみると何やら聞 …
-
-
おすすめ!ソーイング副資材の通販ショップ7選!
ミシンや手縫いで何か作りたいと思った時、生地は気に入った柄を探せば良いですが、ボ …
-
-
子供服のハンドメイド本でおすすめ紹介
昔の映画を見ていると、母親が子供のために服を作っている場面がでてくることがありま …
-
-
簡単!子供用チューリップハットの作り方
子供の外遊びに必要な「帽子」 特に夏場はよく汗をかき、洗えたらいいなあと思うこと …
