楽しい!パッチワークバッグの作り方!パッチワーク好きのおすすめレシピ!
ヘクサゴンのミニバッグ
(サイズ 縦18cm×横20cm×底マチ5cm)
材料(記載サイズは縫い代込みの必要サイズになります)
表布用 様々なハギレ | 種類が多いほうが楽しい作品になります |
側面用布 | 20cm×7cmを2枚 |
片面接着キルト芯 | 41cm×20cm (厚さは2mm〜3mmが作り易いです) 18cm×5cmを2枚 |
裏布用 | 43cm×27cm |
ペーパーテンプレート | 1辺10mm・12mm・16mmお好きなサイズで ※小さいサイズは根気が入りますが完成した時、とっても可愛らしいバッグになります。 大きいサイズは、作りやすく、柄を生かしたダイナミックな感じに出来上がります。 市販で100枚入りくらいが多いですが、今回は100枚以上使用します。 でも、縫いつなぎながら、紙を抜き取り縫い繋げば100枚でも十分足ります。 不安な方は、縫いつなぐ分ペーパーテンプレートを用意したほうが安心です。 |
持ち手 | 市販の縫い付け用 30cm 1組(縫い付け箇所に針目の穴が付いているもの) |
針 | ※ピーシング用・キルティング用・しつけ用があると作りやすいです。お持ちでなければ短めの針1本でも作れます。 |
パッチワーク用糸 | 私のオススメはフジックスキルター 生成り(#50 250M巻き)他、メルター・デュアルデューティー等でももちろんOKです。 |
しつけ糸 | |
指ぬき | 縫う時に、針が手のどこに当って痛いかで、指ぬきの種類を選びましょう。痛い場所がわかったら、手芸屋さんで店員さんに相談して、種類やサイズを選びと良いでしょう。 |
まち針 |
1.ペーパープレートを布でくるんでしつけをかけましょう
・布を裁ちましょう
市販のペーパーテンプレートの中には、布を裁つための型紙プレートも入っています。
縫い代込みで中がくり抜かれたプレートなので、柄を選びながら布を裁つことができます。
選んだペーパーテンプレートの大きさで枚数が変わります。
例えば16mmのペーパーテンプレートを選んだ場合、110枚程必要になります。
それよりも小さいペーパーテンプレートを使う場合は200枚ほど用意しておきましょう。
少し多めに用意しておいたほうが、色柄を選びながら脱いつなぐことができます。
※パッチワークの六角形のパターンは並べ方によってお花のように見えたり、ストライプに見えるように繋いだりする方法もありますが、今回は、何も気にせず、好きな布をランダムに縫いつなぐ方法で作ります。
・ペーパーテンプレートをくるんでしつけをかけましょう
裁った六角形の布1枚に対して、ペーパーテンプレート1枚使います
ペーパーテンプレートをくるんで、プレートごとしつけを掛けることで、縫いつなぐ間、キレイな六角形を保つことができます。
全て縫い繋ぎ終わってから、しつけを外してペーパーテンプレートを抜き取ります。
くるむ前に、針にしつけ糸を通して玉結びをして用意しておきましょう。
布を裏返して、中心にペーパーテンプレートを置きます。
まず、ペーパーテンプレートの辺に沿って、布を1辺たたみます。
隣の2辺目をたたんだら、最初にたたんだ1辺の端から、2辺目の中心までペーパーテンプレートごとしつけをかけて、たたんだ布が開かないようにしましょう。
続けて3辺目をたたんだら、先程2辺目の中心まで進めた針を、さらに3辺目の中心まで進めます。
これを6辺、1週グルっとしつけをかけたら、玉結びをしないで、1目返し縫いをして2cm程糸を残して切りましょう。
玉結びをすると、後でしつけを取る時、外しづらいです。
カットしておいた布を全てペーパーテンプレートでくるんでおきましょう。
※縫い合わせ方や布の質感で、最終的に縫い合わせたサイズが作り手によって若干サイズが増減します。
全て縫い合わせて、25cm×45cmの大きさになるまで縫い繋ぐので、布の枚数が足りない場合はその都度ペーパーテンプレートをくるんだ布を作り、縫い足していきましょう。
2.ペーパーテンプレートをくるんだ六角形ピースを縫い繋ぎましょう
縫い合わせ方は、1辺ずつ『縦まつり』という方法で縫い合わせます。
始めに、六角形ピースを2個用意します。
2枚の表同士を中に合わせるように重ねます。
どの辺でも良いので、1辺の角から角までまち針を打ちます。
2枚合わせたその辺を自分に向けて縦に持ちます。
(この時ピースの面は自分と垂直の向きになり、上下にまち針が刺さっていることになります。)
縫い進め方は、上から下、下から上、どちらでも良いですが、全てのピース縫い合わせは、どちらかに統一しましょう。
進みやすい方で縫ってください。
今回は、上から下に縫い進める方法で説明します。
辺と針が垂直になるように、一方の角に針を刺します。(右利きの場合、右から左に針を刺します)
2枚とも均等に1mm位ずつすくうのが理想です。
針を引き抜いたら、1mm下、右から左に針を再度刺しましょう。
これを下の1辺のもう一方の角まで続けます。結果、縫い目は左から右下に下がる斜めの縫い目で揃います。(下から上に縫い進めた場合は縫い目の斜めが逆になります。)
これを、規定サイズになるまで繰り返しましょう。規定サイズ:30cm×45cm
3.内袋を仕立てましょう
裏布43cm×27cmを用意したら、周りに1cmの縫い代線を書きましょう。
43cmの辺が半分になるようにたたみ、両脇を端から端まで中表にして縫い代線を縫います。
底の両角に5cmのマチを作ります。片方ずつの角ごとに作業しましょう。
脇を開き、脇線と内袋の底辺を合わせるように、角を三角にたたみます。
脇線を上にして、たたんだ三角の頂点が上になるように台に置き、二等辺三角形になるように、三角の底辺の線を書きます。
この時、底辺が5cmになるように定規で5cmの場所を探しましょう。
5cmの底辺を見つけて、定規の2.5cmのところが、脇線とあっているのが正しいです。
もし、2.5cmのところに脇線がなかったら、三角にたたんだ時に、脇線と袋の底の辺がずれています。
もう一度たたみ直して、やり直しましょう。
線を書いたら、最初と最後しっかり返し縫いをして縫いましょう。
縫い終わったら、ひっくり返さず裏のままで。
これで、縦18cm×横20cm×底マチ5cmの内袋が完成です。
4.外袋を仕立てましょう
六角形のピースを合わせたトップ生地と、側面用の生地20cm×7cmを2枚用意します。
合わせて、キルト芯、41cm×20cm・18cm×5cmを2枚も準備しておきましょう。
トップ生地は全てしつけを外して、ペーパーテンプレートを取り、しっかりアイロンをかけておきましょう。
次にトップ生地の裏に出来上がり線を書きましょう。
まず、縦41cm×横20cmで線を引きます。
縦41cmに合印をつけます。
18cm・5cm・18cm(合計で41cm)で印をつけておきましょう。
側面生地20cm×7cmにも、縫い代1cmで線を引いておきましょう。
線を引いたら、トップ生地と側面用生地にキルト芯を貼りましょう。
キルト芯は出来上がりサイズになっているので、両方の記事に書いた線とぴったり合います。
片面接着キルト芯は、片方の面に薄い紙のような接着シートがついています。
その接着シートをアイロンの熱で溶かして、布と貼り合わせます。
生地を裏にしてアイロン台の上に置き、キルト芯の接着面を間違わないように生地の上にのせます。
あて布をして、スチームで、余り押さえつけないように熱をかけましょう。
くっついていることを確認したら、冷めるまでそのままで。
熱いうちに動かすと、ノリが固まっておらず、剥がれてしまうので注意です。
キルト芯を貼ったら、次は縫い合わせていきます。
トップ生地の5cmのところの合印と、側面生地の5cmの辺を合わせてまち針をうちましょう。
まち針をうったら、5cmの印から印まで、はみ出さないように縫いましょう。
返し縫いはしっかりと!
ここを先に縫い合わせておくと、脇を縫う時にまち針が手に当たりづらいので縫いやすいです。
両脇とも、側面生地の5cmを縫い合わせたら、箱を組み立てるように脇線を合わせて縫っていきます。
この時、トップ生地の角が突っ張るようなら、縫い代に切込みを入れましょう。
これで表袋の完成です。
5.表袋と内袋を合わせて本体を仕立てましょう
裏のままの内袋の中に、表袋を入れます。
こうすることで、中表になります。
入れたら、先に両袋の脇線を合わせてまち針で留めてから、一周グルっとまち針で縫い代線を合わせて留めましょう。
返し口8cm程残して、縫い合わせます。(脇線が入らないように8cmあけましょう)
最初と最後はしっかり返し縫いをしましょう。
ひっくり返したら、返し口も出来上がり線で折り、しっかりアイロンがけします。
返し口がずれないようにまち針で留めたら、袋口一周に端ミシンをかけます。
縫う場所は、袋口の端から3mm程のところ。
ミシンがない方は、細かめに並縫いしましょう。
これで本体ができました!
6.持ち手を縫い付けましょう
合皮の縫い付けタイプの持ち手には、針をさす穴が最初からあいています。
その穴を使って持ち手を縫い付けていきましょう。
バッグの中心から、左右に3cm、持ち手間6cmになるように持ち手を仮置きします。
両面の持ち手がずれないように気をつけましょう。
仮置きしたら、念のため、チャコで小さく印をつけておくと、縫い付けている間にずれても修正しやすいです。
糸を2本撮りで用意して、返し縫いで持ち手を縫い付けていきましょう。
これでバッグの完成です!!!
まとめ
パッチワークには、キルティングという作業もありますが、このバッグは、フワッとさを出すのに、キルティングを省きました。
もし、キルティングをするなら、キルト芯を貼ったあとに、六角形一つ一つの中にキルティングするのが良いでしょう。
その場合、六角形の内側2mmのところを縫って、一回り小さい六角形のキルティングがおすすめです。
ペーパーテンプレートには六角形以外にも形が色々あります。
こちらのバッグは、六角形以外のペーパーテンプレートを使用しても作ることができるので、お好みのペーパーテンプレートで作ってみてください。
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