Tシャツもズボンもスカートも!子供服の簡単サイズダウン方法
お下がりの服が大きくて着せられないということ、ありますよね。
全体的に大きければ子供が成長するまで置いておいてもいいのですが、丈はピッタリなのに幅がブカブカだったり、子供が「すぐに着たい」とせかすとき、自分でサイズダウンできればとっても便利。
今回は、特別な技術がなくてもできる簡単なサイズのお直し方法をご紹介します。
Tシャツやトレーナーのサイズダウン
サイズダウンしたい服を綺麗に広げてその上にジャストサイズの服を重ね、チャコペンなどで型を取ります。
その時、+1cmほど縫い代を取るのを忘れないようにしましょう。
型の通りに服をカットして中表で縫い合わせれば、サイズダウン完了です。
(出典:子ども服リメイク トレーナーのサイズダウン<手順編> )
トレーナーの袖など分厚くて縫いにくい部分は、
サイズそのままで使えるようならカットせずそのまま使ってしまいましょう。
ゆくゆくは元のサイズに戻したい時のサイズダウン
「服を重ねてカットして縫う」という方法はとても簡単ですが、1つ問題があります。
それは、「もう元のサイズに戻せない」ということです。
サイズダウンした服を子供の成長に合わせて元のサイズに戻したいときは、カットせず縫うだけのサイズダウンがおすすめ。
糸を解けば元のサイズに戻せるので、1枚の服をより長く着ることができますよ。
たとえば半袖Tシャツなら、袖を絞ってパフスリーブにしたり、裾をシャーリングで上げるという方法があります。
(出典:子供服リメイク、簡単サイズダウン♪)
ブラウスやシャツ、スモックの袖の長さだけをお直ししたいときは袖を巻き上げて縫い止めたり、袖にロールアップ用のベルトとボタンを縫い付けて、腕をまくった状態で固定できるようにしても良いですね。
また、袖の中程だけを肩口の中に折り込んで縫い止める方法なら、袖の形はそのままに長さだけを短くすることができます。
(出典:幼稚園・保育園の制服のサイズ直し(ブラウス編))
スカートやズボンのウエストのサイズダウン
スカートやズボンのウエストが大きい場合は、ウエストゴムを取り替えましょう。
この方法は、「お下がりした時点でウエストゴムが完全に伸びていた」という時の対処にも使えます。
最近のスカートやズボンはゴムの通し穴が空いていないものも少なくありませんが、脇の裏側の縫い目を解けば、簡易的な通し穴を作ることができます。
そこからゴムを引っ張り出し新しいゴムと取り替えたら、通し穴をまつって元の状態に戻しましょう。
(出典:ウエストゴムの入れ方)
通し穴用に解いた縫い目がそれ以上解けてしまわないように処理すれば穴を空けたままにもできます。その場合、ウエストを穴ゴム式に替えてしまえば成長してからも簡単にサイズアップすることができますよ。
(出典:子供ズボンウエストゴム直し)
子供服の簡単サイズダウンまとめ
服のお直しなんて難しそうと思いがちですが、やってみると意外にもとっても簡単!
特に、カットしない縫うだけサイズダウンは、失敗してもやり直しが効くところも魅力です。
今回ご紹介した方法は、どれも30分~1時間程度でできる簡単なものばかりなので、ぜひ気軽に挑戦してみてくださいね。
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