刺繍を入れたオリジナルフェルトワッペンの作り方!初心者にも簡単!
2016/09/08
ワッペンといえば洋服に開いた穴や汚れを隠すのに使ったり、手持ちの洋服やカバンにつけてワンポイントにしてオリジナリティを出したりできるとっても便利なアイテムですよね。今では手芸屋ではもちろん、100円ショップでも買える事ができるワッペンですが、他の人と被ってしまったり、好きなデザインや丁度良い大きさがなかったり・・・なんて事はありませんか?
ワッペンは布やフェルト、そして針と糸さえあれば初心者でも作れます。そこに刺繍を施したり、ビーズを付けたり、フェルトを貼り合わせたりなど手間を加えるだけで魅力が増して既製品とは違うワッペンができます。今回は、フェルト生地に刺繍をしてオリジナリティ溢れるワッペンを作ってみましょう。
用意するもの
- フェルト
- ハサミ
- 刺繍糸
- 刺繍針
- 刺繍枠
- チャコペン
作り方
1.フェルト生地に刺繍をしたいデザインをチャコペンで描きます。
2.描いた絵に刺繍を施していきます。
(*刺繍糸は6本の糸が合わさっているのですが、2本や3本取って刺繍することが多いです。デザインによって使う糸の本数を変えてもいいです。)
3.刺繍を終えたら好きな形に切り取って、出来上がり!
4.完成したワッペンを、ランニングステッチで周り縫ってカバンに付けました。ちなみに、刺繍糸は6本取りで太めにしました。
見本で作ったものは小さなワッペンですが、大小様々なサイズのワッペンを作って、カバンや服に沢山付けてもオシャレでかわいくなると思います。イラストだけでなく文字やロゴなど、自分の好きな絵をキャンパスに描くように自由気ままに刺繍するのも刺繍の楽しみの一つです。
写真ではカバンに刺繍糸で直接縫い付けていますが、両面接着芯 (注1)を使えばアイロンで簡単に貼り付けることができます。また、ワッペンの裏に安全ピンやブローチピンなどを付けて取り外し可能のワッペンも作れます。少し気分を変えて付ける場所を変えたい時、ワンポイントとしてカバンや洋服にブローチとして付けたい時など、取り外し可能だと使い道が広がるので便利です。
(注1:接着芯は布を補強させたり、布に張りをもたせたりできるので仕上がりがキレイにみせてくれるものです。両面接着芯の場合、フェルトの裏に付着させた後、そのまま紙をはがしてアイロンでワッペンを付ける事ができます。)
補足 基本的な刺繍ステッチの紹介
刺繍をやったことがない!という人でもできる簡単なステッチを紹介します。基本的なステッチなのでこれが出来れば刺繍ができます。
ランニングステッチ
なみ縫いですが刺繍ではランニングステッチと呼びます。針を表裏に刺していくだけのシンプルなステッチです。糸の間隔を揃えると見た目がきれいです。
スレッデッドランニングステッチ
ランニングステッチに糸を上下交互に通すのですが、糸を引きすぎないようにふんわりとさせるのがコツです。波線の様なラインを描くことができます。
バックステッチ
刺した所から一針後ろに戻り、最初の穴より前に針を刺して進めるバックステッチです。このステッチは図案の輪郭を描くのによく利用されます。同じ間隔で続けていくとキレイに仕上がります。
サテンステッチ
糸で面をうめていくステッチです。立体感を出せるステッチです。中央から縫い始めるとキレイにできます。今回、花びらの部分をサテンステッチで刺繍しました。
ロング&ショートステッチ
糸を長・短・長・短・・・と繰り返し刺していくステッチです。グラデーションを付けたりする時に使うとオススメです。
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