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フェルトを合わせたり形をつくったりする時の「縫い方」の種類いろいろ

   

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手芸の中でも、比較的簡単に始めることができるフェルトを使った手作り。
柔らかい手触りで色もきれいなフェルトなら、子供向けの作品もたくさん作ることができます。

代表的なのが、フェルトマスコットです。
動物、キャラクター、お人形だけでなく、食べ物や乗り物まで、アイデア次第でどんなものでもできちゃいます。
もしも、大人が楽しみたいのなら、シックな色のフェルトを買ってみましょう。
グレーやモスグリーン、サーモンピンクなど、パステルカラーや中間色のフェルトもあるんですよ。
それらを使えば同じ人形でも大人っぽく上品な感じになりますし、ミニチュアの家具やキッチンツールなどを作っても楽しめます。

では、作るときにはどのような縫い方で進めていくのでしょう。
よく使う縫い方をまとめてみました。

どんな時にどの縫い方を使うの?

ぐし縫い(なみ縫い) フェルトを丸い形にしたいとき、球状にしたい時のギャザー寄せに使います。刺繍ではランニングステッチと呼ばれます。
巻きかがり フェルト同士を合わせる時に使います。
ブランケットステッチ 巻きかがりよりしっかりと合わせることができます。
縦まつり アップリケのように土台布に別布をつける時に使います。
返し縫い 布を合わせる時は本返し縫い、刺繍する時はバックステッチと呼ばれ、刺し方は同じです。

 

それぞれの縫い方と使用例

ぐし縫い 針を出す、入れる、と繰り返して裏も表も等間隔でまっすぐ縫っていきます。
縦まつり 布に対して縦に縫い目が出るように土台と縫い合わせていきます。

【ピンクッション作り】

  1. フェルトをぐし縫いしてしぼり綿を詰め、クッション部分を作ります。
  2. 土台になるフェルトを縦まつりで合わせます。
巻きかがり 合わせた布の端をすくうようにしてかがっていきます。
バックステッチ ひと針を出しては下がり、を繰り返しながら縫っていきます。
ブランケットステッチ 針を刺したら糸をその針にかけて抜いていき、また針を刺し、それを繰り返しながら縫っていきます。

縫い方・種類・フェルト(作成例・ピンクッション)

【マスコット作り】

  1. マスコット用フェルトの顔に、目を縦まつりでつけます。
  2. 同じく、バックステッチで口を縫います。
  3. マスコット用フェルトを、ブランケットステッチで合わせて綿を詰めます。
  4. リボン用フェルトを巻きかがりで合わせて綿を詰めて真ん中を縛ります。

縫い方・種類・フェルト(作成例・マスコット)

最後に

フェルトは、案外大人女子でも楽しめるアイテムが作れます。子供向けの手芸だと思っていた人はこの機会に是非見直してみてくださいね。

 - フェルト

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