羊毛フェルトのリングピローで可愛い手作りウェディング

結婚式に手作りのアイテムを飾って、世界に一つだけのオリジナルウェディングって素敵ですよね。
中でも、リングピローは指輪交換の際に参列者からの注目が集まるアイテムであり、結婚式後も新居に飾ってお部屋に華やかさをプラスしてくれたり、結婚式当日の幸せを思い出すきっかけにもなってくれる素敵なアイテムなんです。
そこで今回は、暖かみのある独特の雰囲気が魅力的な羊毛フェルトのリングピローの作り方をご紹介したいと思います。

羊毛フェルトのリングピローキットはあるの？

大手手芸メーカー・ハマナカから、バラのブーケやハートのケーキ、青い小鳥など、様々なモチーフのリングピローキットが販売されていました。

ただ、現在はどれも生産が終了しており、店頭やネットショップに残っているものを探し出すしかないのが現状です。

「じゃぁ羊毛フェルトでのリングピロー作りは諦めるしかないの？」

いえいえ、初心者の方でもちゃんと形になるのが羊毛フェルト。オリジナルのリングピロー作りに挑戦してみましょう、

羊毛フェルトでリングピローを作る際のポイント

羊毛フェルトでリングピローを作る際におさえておくポイントは次の2つです。

1．どんなモチーフのリングピローにするか考えよう

二人の好きな動物や、逆に二人を動物に例えたり、それともバラなどの花を取り入れる？あまり装飾のないシンプルなものにする？

どんなモチーフをリングピローに採用するか考えてみましょう。

市販のキットにあるモチーフなのであれば、それをアレンジすることで大幅に難易度を下げることも可能です。

2．どんな風にリングを置くか考えよう

どんな風に指輪を置くかは、リングピローのデザインにも大きくかかわってきますので、事前にしっかり考えておきましょう。

リングピローに指輪を飾る方法は、大きく3つあります。

1つ目はリングピローにリボンを縫い付け、そのリボンに指輪を掛ける方法です。
羊毛フェルトは、そのままリボンを縫い付けることができるのでお手軽です。

2つ目はリングピローに空けた溝に指輪を挟む方法です。

羊毛フェルトはニードルで刺した部分が凹んでいきますので、指輪の幅に合わせて線状にニードルを刺して凹みを付けていくことで簡単に溝を作ることができます。

3つ目は、指輪を掛ける場所として待ち針のようなピンを挿したり、羊毛や別のもので指輪を掛けることのできる場所を用意する方法です。

ピンであれば、羊毛フェルトで作った土台にそのまま挿すことができ、針穴も目立たないので位置の調整も簡単です。

別のものの場合、羊毛でしっかりとした円錐を作って接着しても構いませんし、ワイヤーなど別の素材を組み合わせても面白いですね。

どの方法にしても、少々リングピローを傾けたり揺らしたりしても指輪が落ちてしまわない工夫が必要です。

リングピローの土台の作り方

土台は、クッションのようなふんわりとした四角や、円柱状のもの、ハート型のものなどがオーソドックスな形です。周囲をリボンやレース、フラワーで飾ると、より雰囲気が出ますよ。

何かしらのケースの中に羊毛を詰めて土台としても、良いですね。

モチーフとリングの置き方、土台の形が決まれば、あとはそれを形にしていくだけです。
イメージがわきにくければ、市販のリングピローやインターネット上で公開されている色々な手作りのリングピローを参考に、イメージを膨らませていくのも良いでしょう。
二人だけの、二人らしい、素敵なリングピローを作ってくださいね。