エコクラフトとは?(クラフトテープとは?)
2015/06/13
色や編み方が豊富で、日常生活に使えるバスケットやカトラリーケースなどの雑貨や、様々な表情のバッグを編むことができるハンドメイドとして注目されているのが「エコクラフト」です。
エコクラフトは作品作りに、特殊な道具を必要とせず、エコクラフト(テープ)とハサミやボンドなどの身近な道具で手軽に始められることも人気の一つです。
エコクラフトの起源
エコクラフトの起源は、米袋を縛るために使われていた紙ひもだと言われています。もともと梱包用として使われていた紙バンドで様々な作品を編んでしまう事を思いつくなんて素敵な話ですね。
素材にお米などの穀物の袋、牛乳パックの再生紙などを使っている点は、まさにエコなクラフトです。
エコクラフトではなく、「クラフトバンド」「クラフトテープ」が一般名称
エコクラフトの人気は高く、様々な国内メーカーが扱っているテープの色は100色を超え、手芸用品を扱うお店だけでなく、インターネットでの注文など、簡単に材料を手に入れることが出来ます。
しかし、「エコクラフト」という言葉は、ハマナカ株式会社の登録商標のため、ハマナカ以外のメーカーからは「クラフトバンド」「クラフトテープ」などといった商品名で販売されています。
100円ショップでも、初めて挑戦する人向けのキットも扱っているので手軽に始められます。
形状は平らなものと縄状のもの
エコクラフトのテープには平たいものや縄のような形状のものがあります。
とくに平たいテープは太さを自由に調整ができ、色も豊富なので一番使用される材料です。
縄状になったものを「エコラタン」といい、作品のアクセントに使って温かみを演出することができます。もちろんエコラタンだけで作品を編むこともできます。
平たいテープ
平たいテープについて、もう少しその特徴をみていきましょう。
一般的なテープは12本の細い紐を横に並べ、コーティングされた状態で製品化されています。他にも24本のエコクラフトワイドがあります。
編み方や作品のイメージに合うように、テープは好みの本数に割いて使います。
テープを割くために使われる道具は、はさみやカッターなどの他に、安全で手軽に使える梱包用のPPテープがあります。他にも使用済の図書カード、テレフォンカードなどでも割くことができます。
こうして用意したエコクラフトを複数本組み合わせて編んでいきます。
途中編み間違えても接着部分のボンドを水で濡らしてはがし、再度編み直すことが出来る点も初心者さんには嬉しいところです。
エコクラフトに似たものとして、籐や竹細工があります。これらでもエコクラフトと同じような作品を編むことができますが、これらは編み始めるまでに材料の準備に時間や手間がかかります。
その点エコクラフトはテープさえあればすぐに編み始められます。そして一番の違いは、完成した作品が軽量で扱いやすいという点です。
エコクラフトの魅力
お出かけで持ち歩くバッグは、不意な雨などに濡れることが心配です。素材が紙のエコクラフトは「水に弱い」にイメージがありますが、テープ表面にコーティングがされていることと、編み上がった作品にスプレーやニスをすることでさらに防水することが出来ます。
軽くて丈夫という女性に嬉しい魅力もエコクラフトの魅力です。
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