レース柄の消しゴムはんこを作ろう

消しゴムはんこを作るのに馴れてきたら少し大きくて細かいデザインのはんこを作ってみませんか？
今回オススメしたいのは「レース模様」の消しゴムはんこです。
かなり細かい物から使い勝手のよいものまでたくさんあります。

図案

レースの図案を一から考えるのは大変です。
ここではフリーで手に入るレース柄をご紹介します。

ガーリーなゴシック系デザインならここ！

Lace Brushes http://nyanfood.deviantart.com/art/Lace-Brushes-503529948
どちらかと言えば「リボンタイプ」の様なデザインが多いサイトです。
大きさなどは自分で調整してくださいね。

ドイリーレースのイラスト

いらすとや　http://www.irasutoya.com/
フリー素材のイラストを多く置いてある「いらすとや」にも消しゴムはんこに使えそうなレースのイラストがあります。

フレームタイプがたくさんあります

イラストボックス　http://www.illust-box.jp/
フレームやワンポイントとして使えそうなイラストが揃っています。
フレームとして出しているデザインもあるのでメッセージカードや名刺サイズで作ると活躍してくれそうです。

この他にも、お気に入りの実物のレースをコピーして、ここから図案を作る方法もあります。

作り方のコツ

とにかく、線が細いので集中力が必要です。
下絵から図案を作る際のトレースも線が太くなるえんぴつでは細かいレース部分がつぶれてしまう事があります。
私は細かいトレースの時にはBや2Bの芯を入れた0.3mmのシャープペンシルを使用しています。
この時、硬い芯を使うとトレーシングペーパーや消しゴムに図案が乗りにくくなるので気をつけてくださいね。

彫りの作業も同じく細かい部分が多いので彫刻刀は向きません。
刃の厚さが薄いカッターナイフやカッティングナイフをオススメします。
使用道具は人それぞれですが、私はえんぴつと同じように握れるカッティングナイフを使っています。

彫り方のコツ

一番最初に外枠部分を筋彫りにして、中央から外側に彫る方法をオススメしていますが、
細かい柄の場合、消しゴム板に移した細かい線をナイフを持った手指でかすれさせてしまう事があります。
これを防ぐために、今回の様に細かいデザインの物は、外側から中央に向かって彫る方法をオススメしています。

直径5ｃｍ位までなら円レースでも丸っと作る事も可能ですが、主に市販されている消しゴム板がハガキサイズですので、
大きい物になると1枚で収まらない場合が考えられます。
そこでオススメなのが180度（半分）で作る方法です。
これですと向きを変えれば円レースとして押す事も可能ですし、使い方次第で色んな事に使えそうですね。

リボンレースも5ｃｍ程の物を作って、並べるように押せば長く押す事も出来ます。
ランダムに交差させたり、色を変えて押すのも綺麗ですよ。

押し方のコツ

完成した物は必ず試し押しをしてください。
彫り残しがあれば修正します。
インクを変えたり、使用後のお掃除でスタンプを拭き取る時にも注意が必要です。
細かい線は弱いのでゴシゴシこすると取れたり、欠けたりする事があります。
優しく扱ってくださいね。

いかがでしたか？

とにかく、細かい作業が多いレース柄はんこですが、出来上がった時の嬉しさは大きいですよ？
一気に作り上げようとせずに少しずつ様子を見ながら彫り進める事をオススメします。