簡単！フェルト手芸に使う基本7種類のステッチをご紹介。

手芸をこれから始めようという時、やっぱり簡単なものから入りたいですね。
それなら、扱いが簡単なフェルトを使う手芸がおすすめです。

フェルトなら、裁断した後もほつれてこないので布端の始末をする必要がありません。
色も豊富にあり、手芸初心者さんにはぴったりです。
ボンドで貼り合わせたり、縫い合わせたりして作っていきます。そのままでももちろんいいのですが、刺繍糸でちょっとした模様などを付ければ、作品の幅が広がります。

では、フェルト手芸ではどんなステッチを使うのでしょうか。

ランニングステッチ

等間隔でちくちく刺していきます。
まっすぐにも曲線にもできるので色々なところで使えます。模様にしたり縁取りにしたり。ちょっとずらしながら何本か刺すのも面白いです。

サテンステッチ　

先に輪郭を決めてそれに沿って面を埋めるように刺していきます。
刺繍糸で色を塗るようなイメージで刺すステッチなので、花や動物のイラストを刺すこともできます。マスコットの目などにも。

ストレートステッチ

ランニングステッチはまっすぐ前に進み刺していきますが、ストレートは自由に刺す感じです。
ランダムに線を入れる模様などに。

バックステッチ

等間隔で、前に針を出して後ろに戻します。それを繰り返していきます。
まっすぐな線など。ペンで引いたように隙間なくしたい時に。アルファベットやマスコットの口など、たくさんのところで使います。

フライステッチ

ひとつの直線を刺したら、その真ん中下あたりで最初の糸を縦に縫いとめるように刺します。マスコットのニッコリした口に便利です。

フレンチノットステッチ

糸を出したら、針に二重に巻きつけて元の穴の少し横に針を戻します。少し糸を引っ張り気味にするときれいにできます。
点になるので、小さ目マスコットの目やイチゴのぶつぶつなどができます。

ブランケットステッチ

ストレートステッチの刺し方と似ていますが、戻す時に針に糸をかけていきます。
フェルト同士を合わせる時に使います。

まとめ

よく使うステッチをまとめてみましたが、どれも慣れれば簡単にできる刺繍の基本ステッチです。
糸は25番刺繍糸を2本どりで刺すことがほとんどです。また、その場合の針はフランス刺繍針9、10番あたりがちょうどいい太さです。
フェルト手芸は小さい作品から始めると取り組みやすく、数時間でできるものもあります。子供の初めての手芸にも向いているので、親子で作るのもきっと楽しいですよ。