手軽に楽しもう！ロザフィ専用紙の代用材料と販売サイト3選

紙で作った陶器のような薔薇「ロザフィ」。
使用する基本的な材料は「ロザフィペーパー」という専用紙だけで、「ロザフィバー」という専用の道具で巻いて薔薇を形作ります。

でもロザフィペーパーは市販されておらず、誰もが手軽に購入できるものでもないんです。
今回は、ロザフィペーパーの代用として使用できる紙や、おすすめの販売サイトをご紹介します。

（なお、ロザフィバーやその他の道具の代用品についてはもっと気軽に楽しみたい・ロザフィに代用できる道具はこれ！で詳しくご紹介しています。）

ロザフィペーパーとは？

ロザフィペーパーとは、日本ロザフィ協会が開発・販売しているロザフィ専用の細長い紙です。
幅は4mmと5mmの2種類があり、カラーバリエーションは2016年1月現在146色と大変豊富です。

しかし、購入には最低でも約10万円必要な講習を半年～1年間受講して日本ロザフィ協会に入会費を支払って登録するか、協会認定講師の講習会を2回以上受講して講師から販売してもらうしかありません。

「ちょっとやってみたいな」で気軽に購入できるものではないんですね。

ロザフィペーパーの代用品として使用できるクイリングペーパー

ロザフィペーパーの代用品としてよく挙がるのが、クイリングペーパーです。

クイリングは結婚式のウェルカムボードなどでもよく使用されるハンドクラフトで、ロザフィと同じく細長い紙を巻いて薔薇モチーフをはじめ様々な形を作るもので、その歴史は500年以上あります。

クイリングペーパーという専用の紙も市販されており、カラーバリエーションやサイズも豊富。
ロザフィペーパーに近いサイズのものとしては、3mm幅・6mm幅のものがあります。

クイリングペーパーの販売サイト3選

クイリングペーパーは一般の手芸店でも取り扱いがありますが、取り扱い状況は店舗により異なりますので、インターネット通販が便利です。
特に、以下の3社はおすすめですよ。
全てクロネコDM便またはゆうメールでの発送に対応しています。

【ヤマト本舗】

⇒販売サイト
ヤマト株式会社が24色展開しているペーパーを単色で購入できるほか、クイリング作家・多香山みれさんセレクションペーパーの取り扱いもあります。

【紙・文具の専門店　ミフジ】

⇒販売サイト
9色のペーパーをトーンやバリエーション別で束にして販売してています。
まずは色々な色を試してみたい方におすすめです。

【fujimarketing】

⇒販売サイト
単色のほかグラデーションやメタリックという表情豊かな海外製のペーパーを取り扱っています。
製品そのものの見本写真がほとんどなく、実物の色を想像しながら購入しなければならないのが難点です。

身の回りの紙で代用する方法

クイリングは、元々15～16世紀に製本の際に出た紙の切れ端を使用したのが始まりです。
そのため、現在でも市販のクイリングペーパーを使用せず、自分の気に入った紙を必要な幅に切って使用することがあります。

ロザフィでも同様に、お好きな紙を幅4mmまたは5mm・長さ30cm弱に切って代用することができます。
よく使用されるのは、タント紙（厚み70kg）です。
紙が極端に薄過ぎたり厚過ぎたりすると上手く巻くことができません。

ただ、やはり自分で紙を細長く切って使用するのは手間もかかり、両端の幅が違うといった失敗もあり得ますので、市販のペーパーをおすすめします。

気軽で自由な「ロザフィ風ハンドクラフト」

クイリングペーパーを使用したロザフィは、厳密にはロザフィではなく「ロザフィ風ハンドクラフト」と言うべきでしょう。
しかし、それでもロザフィの魅力を理解し、楽しむには十分だと思います。
もしもっと本格的にロザフィに取り組みたいと思ったときは、日本ロザフィ協会の講習を受けるなどしてステップアップしてください。