消しゴムはんこで英字（アルファベットと筆記体）を作ろう。

ワンポイントとして使えるイニシャル用のアルファベットの消しゴムはんこ。
メッセージを込めた筆記体の消しゴムはんこ。
どちらもコツをつかめば簡単に作る事が出来ます。
今回は、英字を使ったはんこのデザインや作り方のコツをご紹介します。

英字（アルファベット）のはんこ

デザイン次第で色々な表情を持つはんこを作る事が出来ます。
私がイベント等で販売する時もデザインをしたイニシャルはんこが売れ筋の一つです。

デザインとサイズ

小さくても大きくても作りにくいので「これがベスト」と思うサイズや形を見つけて下さい。
デザインは、彫りの作業を考えると、丸い物よりも角のきちんとあるアルファベットがオススメです。
図案の元になるアルファベットの見つけ方ですが、私はパソコンのフォントから気に入った物を様々なサイズでプリントアウトしてトレースして使っています。
バザー等で販売せず、個人で楽しむのなら好きなショップやパッケージのロゴをトレースしてみるのも面白い物が出来ます。
スキャンなどでサイズもお気に入りを見つけて下さいね。

彫りのポイント

まずは、文字の周りを細く筋彫りにします。
溝を先に作っておくと周りを彫る時にその溝から外に向けて彫り出せば、大事な線を誤って彫ってしまう事が防げます。
溝が出来たら、はんこの中心部分から外側に向けて彫り始めて下さい。

英字（筆記体）のはんこ

こちらは少し難易度が上がります。
アルファベット1文字と異なり文字が続く部分などが丸くなるので注意が必要です。

デザインとサイズ

文字の間隔などを考えると、長文になるほど、消しゴム版のサイズは大きくなります。
HAPPY NEW YEARを筆記体で彫る場合を例にするとハガキ１/２サイズ位が必要になります。
デザインは、細いロットではなく、太くしっかりした物がオススメです。

彫りのポイント

アルファベットのはんこ同様に最初に文字の周りを筋彫りにします。
筆記体はアルファベットの直線とは違い、カーブした線や細かい部分が多くなるので集中力が必要です。
ナイフなどの彫りの道具も何種類かあると良いかも知れませんね。

まとめ

いかがでしたか？
同じ1文字でも周囲のデザインやサイズを変えれば、違った物が楽しめる事が魅力のイニシャルはんこだと思います。
1文字失敗してしまうと全てがダメになってしまう事も多く集中力が必要な筆記体はんこも文字の途中でインクの色を変えたりすると同じ物でも違うバリエーションが楽しめるのが魅力です。
是非、お気に入りの文字で作ってみて下さいね。