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ハンドメイド初心者さんの手縫い針と糸、はさみの選び方

      2016/04/01

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【針と糸の関係は?】

簡単に言ってしまうと、
厚い布 → 太くて長い針と太い糸を使います。
薄い布 → 細くて短い針と細い糸を使います。細かい作業の時も同様です。

100円均一ショップでも手に入りますが、強度の面でもできれば手芸店で選ばれることをお薦めします。

【針の種類も色々!】

手縫い針はパッケージに「厚地用」「普通地用」などと記載されています。色々な太さが入っているものを選べば、お買い得ですね。

針にも様々な種類があり、洋裁と和裁ではまた違います。刺繍用の穴が細長い針、毛糸用の太い針、ビーズを通すための細~くて長い針なども。スエーデン刺繍用のものは、先が曲がっていたりします。
あ、大切な「マチ針」を忘れていました。布がずれないよう押さえるための、頭に飾りがついているものです。これは必要なので、そろえておくと便利です。

【糸は見ていて飽きない!】

糸は番号が大きくなるほど細くなります。作るものにもよりますが、木綿もしくはポリエステルとの混紡が使いやすいと思います。

小さめの糸巻きはほとんどミシン用です。記載があるので確認してみてください。
手縫い用はたいていカードの糸巻きになっており、30番あたりのものが多いと思われます。色もたくさんあり、眺めていても楽しいですね。

刺繍用の糸は太くて6本どり。お店では色別に引き出しに入って、きれいにディスプレイされています。業務用のミシン糸には、ゴムが織り込まれたものや透明のものもあり、洋服や肌着の縫製に使用されています。ロックミシン用には、おもしろい形の糸巻きに巻かれたものがあります。

しつけ糸というのもありますよ。洋裁や小物作りの際に、仮に縫っておく糸です。素材が弱いので、仕上げの縫い物には使えません。

【はさみも多種多様!】

手縫いに使用する際は、従来からの和ばさみ(握りばさみ)か、小さめの糸切り用はさみが最適です。普通の事務用はさみですと、うまく切りそろえることができないので、ぜひお裁縫用をご用意ください。

布を裁断する大きな裁ちばさみも、ご覧になったことがあるかと思います。手芸品屋さんで布のカットを頼んだ際、係りの人が使っているあの大きなはさみです。昔のものはデザインが無骨なイメージでしたが、最近のものはオシャレできれいな色のものが出ていますね。裁ちばさみは、「絶対に紙を切ってはダメ!」と教えられました。一度荒いものを切ると歯が悪くなってしまい、繊細な布地が切れなくなってしまうからだそうです。それくらい裁ちばさみは大切なものとして扱っていました。私はいまだに小学校時代のものを使っています。

ピンキングばさみというのもあります。切り口がギザギザになるものです。少々価格もお高いですが、様々な用途に使えます。こちらも布用と紙用に分けなければなりません。

ししゅう用で、飾りが施されたアンティーク風の素敵なはさみもあります。

お裁縫用具も様々ですね!すべてそろえる必要はありませんが、参考までにお話させていただきました。

 - ハンドメイド総合

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